上海ショー始まりました~。お約束のレクサス版アルファード等々

上海ショーが始まりました。初めて上海ショーに来た時は腹を抱えて笑うばっかりだったけれど、今回「う~ん!」と感心しきり。デザインもコンセプトも日本はカンペキに抜かれてしまったと思う。といったあたりは明日からジックリお届けしていきたいと思う。ちなみにサポーターの方はご自分のSNSやブログで以下の写真を自由に使ってください。

日本じゃレクサスの『LM』というミニバンに注目集まっている模様。お約束なので写真を。なんせ最初からオラオラ系のデザインだからして、さらなる派手なグリル付けたって全く違和感無し! 私の怪しい予想だとレクサスの大ヒット車種になるかと。もともとこういったジドウシャの本質で勝負しないクルマ向きのブランドだ。厚化粧とおもてなし術です。

面白いことに欧米人がウナッてる。考えてみたらこういったVIP系のクルマって無い。大きさだけで勝負する傾向。適度なサイズで引き締まったデザインのミニバンは日本の得意分野です。インテリアはジックリ見ていないけれど、開けたら一段と「おう!」になるかと。最近のレクサス、インテリアは上手。1000万円でも売れると思う。日本でも出せば良い。

それにしても底知れぬほどデガいグリルだ! ボディ前面の面積に対するフロントグリルの大きさは歴代世界最大じゃなかろうか、と見た瞬間思った。こういった計算が上手なヒトはぜひやってみてください。数字出してくれたら調べたヒトの名前をキチンと紹介した上で、いろんなメディアの記事書きます。中国市場だとリアど真ん中1席の皇帝仕様も売れると思う。

日産のセダンはまったくコンセプトカーでした。イマドキこれほど市販車に遠いモデルを出すのは珍しいと思えるほどのレベル。強いて言えばフロントフェンダー前方の壁の形状が空力的に新しいかもしれません。それ以外、本当の意味でのコンセプトカーである。こういったクルマに中国のメディアは感心ないらしく、あまり人気なかった様子。でしょうね。

ホンダは『XNV』という電気自動車を出していた。昨年の広州ショーでデビューしたモデルの兄弟車。ヴェゼルベースです。これまた日本人からすれば興味薄いかと。同時に原付のような電気バイクと、私が持ってる電動スケートボードの小型版を発表した。これは明日の番外編で紹介したいと思う。ホンダもマツダもスバルも地味で閑散としてました。

三菱自動車はジュネーヴで発表したSUVのコンセプトモデルをお化粧直しバージョンを持っていていた。上海SUVばっかりなんだけれど、なぜかカイエンやマカンやXC90そっくりのモデルばかり。三菱自動車のようなシルエットは少数派。逆に存在感ありました。中国で存在感を出そうとするなら、思い切ったことをやっていかないとダメだと思う話は明日。

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