埼玉県で発生したトラックの転落事故、猛急で再発防止策を! 全国に危険箇所はあるようだ

埼玉県八潮市で発生したトラックの転落事故、30日の15時時点で74歳のドライバーは救出されていない。救助に当たった消防を非難する声も多数出ているようだけれど、地元の消防で何とかなるレベルではなかったと思う。海上保安庁の特殊救難隊や自衛隊のレンジャーのような特殊な装備と訓練を受けたチームが必要。我が国で頻繁に起こる判断能力の低さに起因する失態です。

データ/国交省

そもそも現場を見ていない人が批判するのは見当違い。一つだけ言えるのは「他にも危険な箇所はないのか?」という点。我が国のインフラって、経年劣化など出始めている。今回のような場所は他にもあると思う。とはいえ大きな下水道管が通っているような場所は多くないだろうし、解っている。そいつをチェック出来ていなかったということだ。その点に驚く!

道路の下に空間がある場所を判別できるのか? レーダー探査車両というシステムが確立されており、舗装の直下にある空洞は判別可能。60km/h程度で走りながら探査出来るため、練度の高いチームであれば今回の陥没のようなケースならすぐ解る。つまり八潮の現場は大きな下水道管が通っているのにノーチェックだったということ。路面陥没事故は全国で起きているのに。

いろいろ調べてみたら、この業界も足の引っ張り合いや談合など様々な課題を抱えているようだけれど、もはやモメている状況じゃ無い。可及的速やかに探査を行うべきだと思う。最後にまだ閉じ込められているドライバーの救出を願う。遅れれば遅れるほど救助体制についての非難の声は大きくなることだろう。自分や自分の身内だと思ったら辛いです。

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