原価40円のアルコール燃料

詳細は確認できていないものの、日経ネットによればトヨタや神戸大学などが1リッターあたり40円くらいの原価で製造できる燃料用アルコールの開発にメドを付けたという。肝心の材料も稲ワラなど、人間や動物等の食べないモノを使うらしい。5年後くらいの実用化を考えているそうな。

食用にならない繊維から燃料用アルコールを作るという技術は様々な機関で取り組んでおり、可能性大きいと言われて来た。なにしろ象のような大きい動物の身体
だって繊維だけで維持できている。繊維質を効率よくエネルギーに変換する酵素を見つければいいのだ。繊維から作ったアルコール燃料は二酸化炭素排出量ゼロです。

植物は大気中の二酸化炭素を固定してくれるため、リサイクルになるということ。最も凄いのが「40円で」
という点。今や60円だっていい。本当に実現できたなら、クルマなどはガソリンの最有力代替エネルギーになるだろう。こうなればEVなど不要。プラグインハイブリッドで全て成立します。EV推進派にとっちゃ青天の霹靂か。

人間が最も自慢していいのは技術力。優秀な若者に頑張って貰いたい。

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2 Responses to “原価40円のアルコール燃料”

  1. HT より:

    とても面白い技術ですね。早く実用化される事を期待します。バッテリーや太陽電池パネル関連の話題でもそうですが、こういう新技術って最初は話題になっても、その後の進展が音沙汰無いことが多いのです。

  2. 3rdCarはEP82 より:

    数年前のエイプリルフールで騙されました!(笑)
    しかし、もう、そんな時代が近づいてきたんですね。
    将来のクルマ選びは、リッター200円でもやっていけることを前提に考えていましたが、原価40円なら、税金入れても、とても200円にはなりそうもありません。
    150円以内でしょうか。
    エネルギー密度の点でEVより航続距離を持たすことが出来ますし、カーボンオフセットも適用され、日本でも生産できる!
    これは素晴らしい!
    これからの農林業は、熱いですね!!!
    仕事に困ったら、転職は決まりです!?

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