夜間の対歩行者自動ブレーキ性能試験が始まりました~! トヨタ強い!

いよいよ夜間歩行者を対象とした自動ブレーキの評価が始まった! 興味深いのは対向車有りの歩行者。人間の目と同じくカメラも明るいモノを見てから暗い場所を見るの、厳しいです。対応車有りは対向車とスレ違った後の歩行者を発見し、何km/hから自動停止出来るかという試験。「月明かり程度でも検知可能」と言っていたトヨタはカローラ・スポーツが見事に60km/hで停止!

驚いたのがボッシュのシステム使うN-VAN。N-BOXから進化していたと聞いていたものの、よもやトヨタの新世代と同じく60km/hから停止出来るとは思ってもいなかった。ただ昼間の遮蔽物有り(クルマの陰から出てくる)は、条件の良い大人ダミーが35km/h。難しいハズの子供ダミーだと40km/hで止まれている。なんで? セッティング決まっていないらしい。

逆に期待していたマツダの新世代モービルアイ採用のアテンザは夜間歩行者で40km/hまでしか停止出来ず。アテンザは昼間の遮蔽物有り歩行者の停止速度も、大人で40km/hに落ちてしまっている(CX-5など夜間対応していないタイプは今まで45km/hでした)。なんでそうなったのか聞いてみようと思う。やはり新しい試験モードを取り入れた時って差が出て興味深い。

意外だったのがフォレスター。今までアイサイトは遮蔽物有りの歩行者を得意としなかった。上限速度も大人で35km/h。子供対応出来ず! スレテオカメラの弱点だと言われてました。けれど今回大人も子供も40km/hをクリアしてきたから驚く。夜間の歩行者も45km/hまで止まれる。スバルも頑張ったようだ。フォレスターの性能レベルに達していたら合格点です。

とりあえず速報です。他の車種もじっくりとチェックして紹介していきたいと思う。興味のある方はコチラからJNCAPのデータを見てください。

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