大型ルーフキャリア付き軽商用車、やっぱり高速道路で回避操作して転倒してました

TVニュースを見ていたら、高速道路の走行車線を走っていたルーフキャリア付きの軽バンが落下物回避時のハンドル操作で転倒している事故を取り上げていた。左にハンドル切って避けたらバランス崩しそうになったんだろう。カバーすべく右にハンドル切り戻すや揺り返し受けその場で転倒。幸いドライバーは軽傷だったというけれど、普通に転舵して転んでしまってます。

60km/h以上出さない方がいいと思う

これ、先日注意喚起した内容そのもの。荷物を全く載せない状態でもルーフキャリアの重量だけで経験則により「絶対コケる!」と思った。今回は後続車がブレーキ掛けてくれたため大事に至らなかったものの、大型トラックの前に滑っていったら厳しかったろう。はたまたルーフから欄干などの強固な構造物に衝突しても危ない。いずれにしろ回避操作できないのは決定的かと。

もっと言えば今まで何の規制も受けていなかったことに問題があると思う。私はルーフキャリア付きの軽商用車に乗ったことなかったのでスルーしていたけれど、感づいていた当局の人間がいたら酷い! 最低レベルでもテストコースで実車試験を行い、動画などのより啓蒙すべきだと考えます。危険だという概念無ければいかんともしがた。同時に何らかの規制(積載重量など)が必要。

アメリカなら消費者側に立ったメディアなどが積極的にテストするなどするんだろうけれど悲しいかな日本には無し。私がお金持ちのユーチューバーならこういった公益性の高い課題など取り上げるのに、資金不足。隔靴掻痒の思いです。大型ルーフキャリア付けた1BOXの軽乗用車や軽ののキャンピングカーも同じような状況だと思う。友人や知人で乗っている人がいたら声を掛けて頂きたく。

 

<おすすめ記事>

1 Responses to “大型ルーフキャリア付き軽商用車、やっぱり高速道路で回避操作して転倒してました”

  1. 一応審査で「転角検査」(最大安定傾斜角)というのが
    あり、
    空荷で35°とか30°までは横倒しにしても転げない
    という規制になっていますが、
    新車出荷時でこれがギリギリなら厳しいでしょうね。

コメントを残す

このページの先頭へ