宏光MINIの情報が少しずつ出てきた! けっこうな驚異かもしれません
何度か紹介しているGM五菱の宏光MINI、本来ならすぐ中国へ行って試乗したいところながら、未だ3週間の隔離が義務づけられており難しい。日本人の試乗レポートを探すも、まだ誰も乗っていないようだ。とはいえ少しづつ中国人以外から発信された情報など出てきた。どうやらけっこうな驚異になる可能性大。例えば下の動画は工場を紹介してます。
見る限り自転車屋の裏庭で作ってるような状況と遠い。というのも月販4万台規模というから年間48万台の生産ラインだ。おそらくGMはもちろん、日米欧の工場関係者が関わっていると思う。日本の自動車メーカーOBが品質管理とかやっていたら恐ろしい。しかも遠からず日本電産のモーターを使うようになる模様。品質、急速に上がっていくと考えていい。
そしていろんなことが解ってきました。駆動は前輪じゃなく後輪。前輪を駆動しようとした等速ジョイントなど必要。後輪駆動であればデフ一体型にすればコストダウン出来る。実際、中国の小型電気自動車が安いワケじゃない。今まで同等クラスの中華電気自動車って200万円くらいしていたのだった。中国人もびつくりの価格設定ということは日本じゃ認識されていない。
上の動画の中にフルラップ衝突も出てくる。衝突した直後までだし、速度だって不明ながら、全くケアしていないワケじゃないことが解る。簡易型のエアバッグくらいな数万円のコストで付けられると思う。日本の超小型モビリティだと制限速度60km/hだから衝突時はブレーキ掛けるため30~40km/hになる。現状の安全性で納得できるレベルかもしれません。
こういったクルマを「6年で寿命!」と割り切り60万円で売ったら相当のニーズあると思う。6年経つと13,9kWhという大容量で、繰り返し使用に強く燃えにくいリン酸鉄リチウムイオンが残る。これを家庭で太陽光発電と組み合わせてやれば、昼間は太陽光で。夜間、太陽光で貯めた電気を使うことで基本的にカーボンフリーとなります。
はたまた日本で6年使われたら東南アジアなどに輸出したってよい。多少メインテナンスが必要になったとしても、東南アジアなら安価なコストで修理可能。易解体構造にしておき、10年使ったらバラしてリサイクルするということも可能。
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