技術って凄い! RAV4を買った時の総出費は普通の2000cc>ハイブリッド>PHVの順になります!

RAV4の売れ筋になっている4WDの『G』グレードの実質的な価格(減免税や補助金などを引いた真の価格)を見ると、0~100km/h加速が10秒の2000cc(171馬力)で323万円。同じく8秒と速くなるハイブリッド(218馬力)なら373万円。強烈な6秒のPHV(306馬力?)を選ぶと432万円です。価格差は、50万円と59万円。一昔前のパワーユニットであれば妥当な価格差だ。

少し丁寧に走れば20km/L以上走るハイブリッド

だって4気筒2000ccとV6の3000cc、V8で4500ccくらいのエンジンに相当しますから。そして実際には排気量大きい方が燃費悪くなっていくため燃料コスト増すし、自動車税は排気量大きくなれば高くなっていく。クルマ買ってからの総支払い額を考えると、もっともっと価格差は広がっていく。だからこそ2000ccの存在意義あったし、バランス良い3000ccも魅力的でした。

しかぁし! 新しい技術は今までの常識を全てブチ壊す! 毎日70km(月間なら2000km)走るとしよう。70kmあたりのエネルギーコストは実用燃費10km/Lの2000ccで910円。16km/L走るハイブリッドなら570円。PHVだと電気代で夜間料金契約すると5kWh/km走って160円。走行1万kmあたりのエネルギーコストで言えば、13万円と8万1千円と2万3千円です。

注・1リッター130円の計算

つまり10万km走れば2000ccエンジンよりハイブリッドは同じ出費総額になってしまう。仮に5万km走った時点で手放してもハイブリッドの方が25万円は高い下取り値になるため損無し! 生涯走行距離10万km以下で、しかも乗りつぶすという極めて珍しい使い方をしないのであれば0~100km/hが2秒も速いハイブリッドを選んだ方が安いワケ。

ハイブリッドとPHVも10万km走ると総コストで逆転してしまう。これまた途中で手放す時も同じ。したがってオサイフから出て行く総金額は0~100km/hが10秒の「少し速いクルマ」より、6秒の「滅法速いクルマ」の方が安くなるのだった! 10万km以上は走る毎にドンドン得していくのだから素晴らしい! そして環境に優しい! これが技術の素晴らしさと考えます。

翻って競合車を見るとどうか? 2000ccのベースグレードでRAV4より安くなれば、もはやお話にならないということになる--こうなることを私は5年前からイメージし「トヨタが全力疾走し始めてますよ」とライバルメーカーにも言ってきた。聞いてくれませんでしたけど。やがてRAV4 PHVが正式発表され、上で挙げた数字全て本当ならゲームチェンジです!

そろそろRAV4 PHVの事前情報開示が始まり、正式なデータをメディアに配布する。そうなると記事は発表まで書けなくなってしまうため、しばらくRAV4 PHVの情報をお届け出来なくなります。興味のある方はディーラーで。

 

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