損保会社、ダイハツやスズキの自動ブレーキは事故を9%しか防止出来ないと認定か?
一昨日の記事でアイサイト3搭載車は自動ブレーキ無しと比べ事故が激減! 全てのタイプの事故で3分の1。対車両事故で4分の1。追突についちゃ10分1になると紹介した。となれば当然の如く任意保険の支払金額だって減ってくることだろう。常識的に考えるなら、事故3分の1になるなら3分の1の掛け金だっておかしくない。事故大半は対車両なので、もっと安くなってもいいかと。
ちなみに任意保険の自動ブレーキ割引(ASV割引)はたった9%。損保会社ボロ儲けと言った状況になっていると思われる。こう書くと「ダイハツやスズキに多かった30km/h以上だと稼働しない自動ブレーキや、同じくダイハツやスズキなどに多かった歩行者を検知出来ないブレーキもあるから一律に値下げ出来ない」みたいな言い訳をしてくることだろう。そらそうかもしれない。
旧タイプの自動ブレーキはアイサイト3と違い、稼働速度域が低く歩行者も検知出来ない。安全意識低いメーカーは統計を発表しようという気持ちも無し! だから損保会社は9%しか値引きしないのかもしれません。というか損保会社が「9%しか事故を減らせない」というデータを持っているから値引率低いということなんだろう。じゃなければ9%という数字など出てこない。
だったらスバルや、全モデルにアイサイト3以上の自動ブレーキを装備しているマツダやボルボ、一部に高性能自動ブレーキを装備しているトヨタ、日産、ホンダなどで損保会社に働きかけ、車種限定の自動ブレーキ割引を設定してもらえばいいと思う。全てのタイプの事故は3分の1になっているのだから、車両保険を含め半額にしたって利益上がるに違いない。けっこう安くなりますよ。
割引、任意保険の高い若い世代の自動ブレーキ普及を促す。はたまた75歳以上の高齢ドライバーの任意保険も若い世代並みに値上げし、やはり高性能自動ブレーキ採用車のみ半額にすることで普及が進む。少なくとも杖を使わないと歩けない高齢者に条件無しで免許を交付する公安委員会も無責任だ。身体能力に応じ眼鏡等と同じく、高性能自動ブレーキを更新の条件にしないとアカンです!
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