新型プジョー208の電気自動車、何と5万km走ったらガソリンエンジンの208より安い!
新型プジョー208の価格を見て衝撃を受けました。ガソリンエンジンの『アリュール』という上級グレードは260万円で、Bセグの輸入車としては「普通ですね」なのだけれど、50kWhの電池積んだ電気自動車モデルが390万円ときた! 130万円差! これは強烈である! そもそも電気自動車だと40万円の補助金出ます(東京都だと別口で30万円の計70万円)。
さらに自動車税や重量税など免税になるため、さらに15万円程度の優遇を得られる。となると実質的な価格差は、国の補助金だけで75万円。東京都など補助金あると45万円になってしまう。一方、1万km走るために必要なエネルギーコストはハイオクで14km/L。電気自動車が夜間電力で7km/kWhだとすれば、1万kmあたり8万5千円差。東京だと5万kmで差が埋まる。
何と! 走行5万kmで電気自動車の方が安くなってしまう時代になりましたね! 私が208を買うのなら、迷うこと無く電気自動車にするだろう。ちなみに電池搭載量50kWhは必要にして十分だと思う。バッテリーの保証は8年/16万kmの早い方で、容量70%。つまり8年後で35kWh以上の容量を残すと言うこと。電費7kmとすれば、新車で315km。8年後230km。
リーフの40kWhより少し少ないだけだし、ホンダeやマツダMX-30なんか最初から35,5kWhしかないので、新車と8年後のプジョー208が同等ということになる。いや、プジョー208は余裕持ってクリアできる「保証」。当然ながら余裕持ってると思うので、8年後に40kWh近く残していると考えます。50kWhくらい電池積むと、10年くらいなら全くストレス無し。
プジョー208/eは黒船になるかもしれません。真っ先に批判の対象になるのがホンダe。電池搭載量が70%も少なくて同等なら「売る気ないでしょ?」と思う。350万円だって割高です。一回り大きいボディのMX-30についちゃ「電池を50kWh積んで出直し!」。リーフも40kWhタイプの価格を見直さなければならないだろう。電気自動車の普及が近づいてきました
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