新型ヤリスの欧州仕様、スペックみたら「凄い!」。コンパクトカーの目標になると思う
ヨーロッパで発表された新型ヤリスのスペック見て驚いた。何と! 二酸化炭素排出量64g/kmとな! 2021年のヨーロッパ燃費基準は企業平均で95g/km。つまりヤリス1台売ったら105g/kmのクルマ3台か、110g/kmのクルマ2台売ってもペナルティ無しということになる。これは驚くべきアドバンテージになるだろう。ほとんど自由にクルマ売れるワケ。
新型ヤリス、性能だってよい。最高速175km/hはこのクラスで十分納得できる数値。ヨーロッパで発表される最高速=連続して走れる速度であり実測値。メーター読みなら190km/h近くになると思う。また、0~100km/h加速10,5秒と、スポーツモデルの目安と言われる10秒に限りなく近い。少し割高の車両価格も、燃料代の安さで十分ペイできてしまう。
おそらくヨーロッパではカンパニカー(会社支給のクルマ)として広く使われるんじゃなかろうか。新型ヤリス、きっと売れると思う。新型フィットのハイブリッドも似たような燃費になるが性能は? 日産はマイクラにeパワー乗せたら素晴らしい二酸化炭素排出量になると思うが、いかんせんルノーで1番生産コスト高い工場で作らされている。価格が問題。
燃費ペナルティを車両価格に上乗せしなくちゃならないマツダやスバルはかなり厳しいと思う。マツダとスバル、ヨーロッパでのブランドイメージを失いつつあり、しかも日本車でヨーロッパ燃費基準を満たしていなければカンパニーカーとして採用する企業だって皆無に近い。リーマンショック以後、ブランドイメージ作りをケチってきたツケが回ってくる。
超カッコよいコモドアのユート
折しもGMはタイとオーストラリア、ニュージーランド市場からの撤退を決めた。今はPSA傘下になっている旧GM系列のホールデンも、GM撤退の余波を受けてオーストラリア市場から姿を消す。日本じゃ日産の株価が500円を切って深刻な状況になってきた。新型コロナ不況を受け、今年は様々な動きがでてくると思う。コロナにも不況にも巻き込まれたくないです。
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