ヨーロッパ、新しい安全試験プログラムを開始。1号車はヤリスです! 「あらま!」の項目も!

ヨーロッパの安全評価である『ユーロNキャップ』が2020年から新しいプログラムにバージョンアップされた。栄えある(?)試験1号車に選ばれたのは我らが新型ヤリスだったりする。驚くべきは下にリンクした側面衝突。今までドライバー1人乗車で試験されていたのに、2020年から2人乗車に! するとどうよ! 乗員2人が激しく接触する感じ。新型ヤリス、乗員の間にもエアバッグ付いてる!

この動画を見たら乗員の間のエアバッグは絶対必要だと思うだろう。日本導入、いつになるだろうか? 日本仕様で最初に導入するのはボルボかなぁ? チャイルドシートに子供&幼児ダミーを座らせての試験も行うことになった。これまた参考になります。やはり同じ試験をずっと続けてたらアカン! 国交省がヨーロッパやアメリカのように新しいモードを入れないのは何で?

自動ブレーキ関係では、交差点を右折時の歩行者(25km/h程度)に対する停止機能や、クルマの陰から出てくる自転車、はたまた右折時に対向車が接近してきた時の自動停止機能が試験項目に加わった。新型ヤリス、いずれの項目もかなり優秀! 知らないうちに新しい試験モード対応技術を盛り込んでいたのね、と驚く。トヨタの新しい世代のモデル群、世界TOPクラスの安全性を持つ。

日産も頑張ってる! 昨年3月に発表されたデイズは単眼カメラの自動ブレーキシステムを採用していた。しかし今年3月発売のルークスを見たら「単眼カメラ+レーダー」の上級車と同じ高機能型が付いていた。こんな短い間にバージョンアップするのね、と驚いていたら、何と! 先月年次改良を行い、ルークスと同じ単眼カメラ+レーダーのシステムにバージョンアップさせてきた!

レーダーは股抜き制御! 138万円ならお買い得です

それだけじゃない。助手席により安全性が高い助手席ロードリミッター付ダブルプリテンショナーシートベルトを採用したり、ハイウェイスターにニーアエアバッグを追加。後席もロードリミッター付プリテンショナーシートベルトにバージョンアップさせた。138万円のルークスを買えば安全装備上級車並! オートエアコンやスマートキー、アルミまで付く! 太鼓判です!

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