ヨーロッパ、ジワジワとハイブリッドが普及していく?

ここにきてハイブリッドがヨーロッパで高く評価され始めている。今後もCセグメントより小さいクルマについちゃディーゼルだとコストパフォーマンスで厳しいと言われており(排気ガス対策のため車両価格がハイブリッド車より高くなってしまう)、トヨタの存在感はジワジワ上がってきた。実際、ハイブリッド車のタクシー多い。

スペインやイタリアなどプリウス大人気!

ただ現行プリウスの評価は極めて低いという。聞いてみたら、やはりリアシートの居住性の悪さに代表される使い勝手に問題を抱えているようだ。従来型プリウスの人気は極めて高いので、フルモデルチェンジ後も併売すればよかったか? ということでオーリスのハイブリッドが増えている。現行プリウス、世界規模で失敗したと思う。

デザインの問題だけならPHVのフロントにするだけでイッキに改善するだろう。ただリアシートの居住性の悪さは難しい。そもそも座る位置が低く、さらにルーフの形状も悪い。絶対的な広さで先代プリウスと変わらないとトヨタは主張しているけれど、やっぱり狭く感じます。もはやプリウスにこだわらなくたっていいかもしれません。

前述の通りいずれにしろCセグメントとBセグメントはディーゼルでなくハイブリッドが主役になる可能性大。全てのモデルにハイブリッドを入れていくというトヨタの戦略で受け入れられることだろう。ただ絶対的な動力性能の向上は必要。Cセグメントであれば200km/hで巡航出来るようにしなければ、タクシー以外は難しい。

ヨーロッパのハイブリッド車はDセグメント以上かつ、高額車ばかり。今のところCセグメントで経済性を重視したモデルがない。VWもゴルフのハイブリッドを止めたし、PSAグループやルノーにもハイブリッド無し。トヨタが魅力的なモデルを出してきたら大ヒットするんじゃなかろうか。先代プリウスを止めたのは大失敗だった?

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