日本にとって最悪の事態は尖閣周辺に空母打撃群を展開されること。その前に軟着陸を!
今、我が国の政府にとって一番の「まずいぞ」は、沖縄の南海域で戦闘機をバンバン飛ばしている中国の空母打撃群が尖閣近海に展開してくることである。中国側は領有権を主張しているため日本領土に入ってくる可能性だってある。そうなった時、我が国はどうする? 軽装備の海上保安庁じゃ脅されて尻尾巻くだけ。自衛隊を出したって数で圧倒されてしまう。
中国のJ35は空自のF15を凌駕する性能を持つ 写真/vietnam.vn
なんたってまともな話など出来ない相手だ。デタラメの交信記録まで出してくるほどの愚連隊である。「自国領土である」と主張され、演習しているだけなら米軍だって出てこられまい。レーダー照射だってスルーしてる。日本が見逃せば、以後、完全にナメられる。かといって前述の通り自衛隊すらいかんともしがたいだろう。そうなる前の軟着陸が必要。
トバッチリを受けるのは民間である。日本の経済を支える自動車産業も例外じゃない。中国が強硬な手段に出て、モーターなどに使われている素材(ジスプロシウムやテルビウムは輸入のほぼ100%を中国に依存)や、90%を中国に依存しているリチウムイオン電池の主要4部材(正極材、負極材、電解液、セパレーター)を売ってくれなくなれば厳しい。
その他、日本で生産している自動車に使われている中国製部品は多岐にわたる。時間を掛ければ対応出来るものの、今より状況が悪化したらいかんともしがたい。もっといえば中国とケンカしたって良いことなんか1つも無い。ロシアと組まれたら、北海道の防衛だって必要になってくる。儲かるのは「軍需産業」だけ。気持ちよくなるのも「日本強いんだぞ君!」だけ。
中国だってケンカして得すると思っていない。単なる「意地」である。まぁ意地が超凄いんですが。中国の歴史を見れば解る通り暴君が出ると今のようになってしまう。TVだって全部共産党管理だし。第二次世界大戦中の日本と同じだ。ここは民間の出番かと。本日も羽田から上海に向かうフライトだけで30以上あり、北京や広州行きだって多い。
今のうちに日本も中国もメンツを潰すことなく、しかも習近平さんが興味を示してくるような楽しい楽しいイベントをそれぞれの業種で同時多発的に企画するなど、政府と距離を置いた動きなどいかがか?
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