日野、本当に厳しい。リコール続々ながら対策部品無し。とはいえ国交省、叩けばいいってモンじゃない

日野自動車がやった不正は明確に悪い! 犯罪行為と言っても良い。ただ罪を犯した人でも反省すれば更正の機会を与えるというのも近代国家の姿だと思う。初代クイーンエリザベスの母親は悪いことをしたのか不明ながら、斬首刑になっている。封建時代の欧州は罪を犯せば斬首。日本だと切腹! 今やそんな野蛮な時代じゃ無い。けれど日野自動車の処遇を見ると斬首や切腹だ。

私は不正に関わった人間を全て処分した上で、日野自動車に更正の機会を与えるべきだと考える。数日前に書いた通り、織田信長は楽市楽座を作りビジネスを振興した。商人が儲かれば物流も動き末端まで裕福になります。さすれば税収上がり、国が栄える。我が国の政府はもう一度織田信長を研究して頂きたく。日野自動車を斬首刑にしたって国が衰えるばかり。

日野自動車もアカン。粛正をキッチリ行った上、社会に対し詫びをするべきだと思う。国交省に対し頭を下げているだけだと応援する気にもならない。ここは不正に関わった人間を処分し、経営陣は丸刈りの上、国民に対しお詫びし、許して請うべき。日本人の根っ子は暖かい。真摯に詫びれば許して貰えると思う。小木曽さんはきっとやってくれると期待しています。

現時点では日野自動車社内での処分が全く見えてこない。おそらく「会社のために不正をした」みたいな同情論があるんだと思う。でも客観的に見たら不正はアウトです! そういった人を残すと、また不正を行う。これまた社外の人に評価してもらい、妥当な処分をしなければダメ。現在走行中の日野自動車の車両は極端に汚い排気ガスを出すワケじゃなく、随時対応すればよい。

そもそもメディアも企業も、ツマラン輩の言うことを真に受けすぎる! 影響力なんか全く無い私のWebにもアレコレ文句を言う輩がいる。イヤなら読まなければいいし、細かいことを突っ込むなら世の中にいっくらでもある。まぁヒマなんでしょう。ツマラン輩を甘やかし過ぎるのかもしれない。無視でいい。新聞の投書だってツマらん意見は掲載しないですから。

自動車業界にもお気遣い頂いたクイーンエリザベスⅡ世の御冥福をお祈りします。

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1 Responses to “日野、本当に厳しい。リコール続々ながら対策部品無し。とはいえ国交省、叩けばいいってモンじゃない”

  1. z151 サンバー愛好者 より:

    日野自動車の件、一番最悪な展開は1年以上の製造中止から来る日野自動車解体のシナリオです。
    丸々1年飲まず食わずだったら法人ならぬ人だって生きてはいけません。ある意味「死刑宣告」、国沢さんの仰るところの「切腹」「斬首刑」です。
    今更200年前の「市中引き回しの上、張付け獄門」(切腹は命は取られるが名誉は守られるが獄門は晒されるのでもっと酷いそうです)を「お上が下す」のは時代錯誤じゃないかと。
    誰もチョンマゲしてないし、刀を差して歩いてないでしょ?銃刀法違反で即捕まってしまいます。
    おまけにサプライチェーンも一族郎党打首獄門に。
    注文通り部品作っていただけで彼らに罪はないでしょ?

    閑話休題。
    日本でのトラックの販売台数なんておおよそ決まっていて、代替え時期もそう大きくずれないので、トラック業界のトヨタのポジションにまでのし上がった日野が1年製造販売できなかったら運送業界等に多大な影響が出ます。
    「悪いことしたんだから当然でしょ?」
    そりゃそうかもしれませんが、「じゃあ翌日配送の通販が1週間くらいかかるようになっても仕方がないですね」と質問すると「そりゃ困る!」となる。
    昨日採れた野菜が今日スーパーに並ぶのだって、まあ3日前か4日前くらいの品物になっても文句は言えなくなるかも。
    「でも悪いことしたんですよね?許せない!」
    当然そう。
    試験官もグルで公認カンニングした入試試験みたいなものというか。
    試験の前提条件から既にない試験ですので、試験そのものがやってないに等しいことに。
    耐久試験なのに途中で部品を交換しちゃうとか、使用前・使用後の性能を確認する試験で使用前の1回しか試験しないとか。
    証拠が残っているかは兎も角、恐らくですがちゃんとやったデータもあったと思います。
    かなりの時間と研究費を使った挙句「不合格の結果」だったのかなと。
    通常のプロセスだと「不合格だったので再開発、改善・改良を加えて再試験」ですが、現実に行ったのは「カンニング」。そりゃないぜ。
    「期限が迫り再開発や改良の時間がなかった」
    「プロパーと侵略者(トヨタからの役員出向)には壁があってホウレンソウが十分に機能していない」だからって不正した言い訳にはならないわな。

    一族郎党打ち首・獄門を避けるにはどうするか?
    …そのまんまじゃ腹を切るしか選択肢がないので、いすゞからパテント買って排ガス浄化装置ポン付けできるかやってみるしかなさそう。
    条件次第ですが、次世代開発案件(FCトラック等々)を日野がいすゞに割安(もしかして無償?)で提供するような難しい話を早急に纏めないといけなくなりそうです。
    現実的には日野単体で生き延びるには難しく、トヨタの完全子会社化か、いすゞの資本を入れて技術提供を受ける必要がありそうです。
    いつの間にかUDはいすゞに吸収されてしまったので、日本のトラックメーカーはいすゞとふそう(三菱扶桑)しかありません。
    関係の役所も「前例がないから」再認証まで半年かかる、じゃなくて短期で仕事しないと欧米のトラックが労せずシェア取りますよ。
    あんぽんたんだと「緊急でトラックの左ハンドルを許す」みたいなことしないでね!
    もうホント、頼むよ!

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