昨日の続き
「安っぽい」と「安い」の違いの続き。視野が狭いと解りにくい。というか、普通の生活をしてると割と限られた範囲でしか物事を考えにくくなるんだと思う。おそらくフィットとマーチの差くらいというイメージなんだと思う。こらもう考えることもなくマーチ安っぽく、日本車がアチラの方向に進むのならイヤだと私も拒否したい。
自動車ヒョウロンカという仕事をしてると、60万円台の軽トラックに乗るし、2千万円以上
するような高額車にも乗る。普通の感性であれば優劣明らか。5億円のフネと1千万円のフネだって徹底的に違う。けれど興味深いことに高額でも「安っぽい」
と感じることがあり、安価でも「こら快適です」と思うことは珍しくない。
有名なシェフが作る料理は素晴らしく美味しい。でも自分で釣った新鮮なサカナをオカヅに美味しいお米を美味しい水で炊いたら、お金は掛かってなくたって旨い。「ここに優劣はない」というのが私のスタンスです。アマタ硬かったり生活体験の幅が狭かったりすると、このあたりの機微を理解できないんだと思う。
逆に多忙な人は国際線のファーストクラスに乗っても正規の食事を食べず、カレーライスを作らせたりして悦に入っている。せっかく買ったフネに年間3回しか乗らない人もいる。私はそこまで贅沢したことがないけれど、人の価値観を見ると際限なし。「お金」と「精神的な満足度」もイコールじゃありません。
さて。直近のイースはどちらか? 正直なトコロ、相当期待していた。今でも若干期待している。でも基本的には興味を失いつつあります。本当のデザインは未だ公表されていないけれど、先日メディアに試乗させたクルマを見てガッカリ。美味しいのかもしれない。でも金魚や熱帯魚を食べる気にはならないです。
・ECOカーアジアは「マツダのディーゼルは売れるか?」
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先日フィットシャトルHVに試乗しました。第一印象は広いなーという感じ。そして走り出して、エンジン音の静かさににびっくり。ほんとに1.3Lなの?メーターや内装、エアコンどこを見ても安っぽいところはありません。欠点はタイヤのロードノイズが気になったことくらいです。確かに燃費ではプリウスに及ばないもののこれは安いと思いました。
これに対して、Vitzのスマートストップの印象は前にも書きましたが、外観の印象は可もなく不可もなくですが、乗った瞬間、狭っ!メーター安っぽ!内装全然ダメ!マニュアルエアコン<–マジ?、これは商用車か?という印象を受けました。そして見積もりして貰ってまたびっくり。オプションはNAVIを含めてフルフルにしたら180万越えました。
この差って、売上台数に謙虚に出てますよね。
無印良品や洋服で言うとこのUNIQLOみたいなブランド感を作れって事ですかね?。無印なんかは分かりやすくて、どんどん削いで行ったら逆に品が出た♪みたいな。
木目調と本木目のパネルなんか、安っぽそうに見える見えないの差が分かりやすいパーツの一つだと思います。
人間の五感に響くか響かないか、本物を知っているか否か。
安っぽそうに見せないのは、昔話でしょうか?
薄っぺらな乗り味に、チープな内装…、歩いた方がマシですね。
イースのデザイン評を載せて頂き、ありがとうございました。最終デザインではないかも知れないのなら、まだ少し期待が持てますね。
本題から逸れるのは承知で軽自動車について:私の様に地方自治体職員を生業としていると様々な階層の人達と接します。「接する」というよりも「人生に関わる」と言った方がニュアンスが伝わるでしょうか? 特に私の様に同期が総務課や秘書課や財政課といった華やかな出世コースを闊歩するのを尻目に税務課徴収係や水道局料金係や建設課市営住宅家賃徴収&立退き交渉及び訴訟係など、およそ考え得る「人」の人生の底辺を見て関わってきた人間としては、現在の優遇税制が「正しいかどうか云々」を抜きにして、香川県の様なクルマがなければ生活できない土地では「軽自動車」がなければ「生きていけない」人達と飽きるほど接してきました。中には生活保護で生活していた筈の人がある日気付いたら国保が課税されていて「???」と思ってアパート(吹けば飛ぶような木造ポンコツ安アパートです)を訪ねて話を聞くと、「もう歳だし足腰も弱くなってきたし仕事を探すに職安に行くにもそこで紹介された会社に行くにもクルマがないとどうしようもないので親戚に頼んで軽自動車を譲ってもらったら「自動車の所有は贅沢品の所有に該当する」というりゆうで生活保護を打ち切られた」との事。そこから小一時間、世間に対する愚痴や福祉の生保担当に対する恨み節を聞かされましたが、私もボランティアで来ている訳ではないので心を鬼にして「国保については分割納付誓約書を作成頂いて、毎月納付を確認すれば一ヶ月のみ有効の短期保険証を交付する事になりますので誓約書に書名&捺印お願い頂けますか? ご事情が事業ですので毎月1,000円でも構いません」と誓約書を徴収した事があります。…普通の生活&仕事をされている方々にはこのような底辺の人達の生活がどのようなものか?など知る由もないと思いますが、今の日本の軽自動車に係る各種優遇処置はこのような人達の「命を繋いでいる」という現実がある事を、頭の片隅にでも置いて頂ければ幸いです。
…話が辛気臭くなりましたね。クルマの「安っぽさ」についての話でしたね。確かに初代フィットの安っぽさ(←元オーナーです)が最新のフィットシャトルでは完全に払拭されてある種の「高級感」すら感じられたのは、ある意味「イラッ」ときましたね(笑)。「何だよ!?全く別物じゃねーか!」ですね。フィットシャトル、いいクルマです(笑)。
公表されたイースを雑誌でみる限り、"普通"のデザインだと思いました。軽自動車なら、個人的には三菱アイがいいと思いますが、販売台数としてはパッとせず・・・。
デザインは難しそうですね。
私が初めて買った車がシャレードGt-tiというグレードで、確か日本車でリッター100馬力を超えた初の車で、当時リッターカークラスでは珍しく60タイヤ、4輪ディスクブレーキで、運転していて楽しかった思い出があります。これ以降ダイハツ車には乗ってませんが、ダイハツは何かをやってくれそうな気がします。ガンバレ、イース!。
なので、デザインはともかく、イースは安い車で低燃費を武器に売れてほしいです。それが軽自動車だけでなく、普通車クラスも刺激され、自動車全体が進歩してほしいです。
安いと安っぽいから話がそれて、単なるイースの感想になってしまいました・・・。
安っぽい車が造られてしまうのは、センスや価値観の問題ではないでしょうか?
「こんなに安いんだから安っぽいのが当然だ」とハナから客をナメてるか、「こんなのが高級だろ」と考えた結果貧乏臭くなったとか…。
どちらも日本車に多いですよね。現行インサイトをモーターショーで見て軽自動車並みのチープさに呆れたのは今でも新鮮な思い出です(笑) ホンダが「これは安グルマなんだ」と清々しいまでに割り切った痕跡が痛くてww
小林氏の話ですが、同様の体験はないものの、私も市の職員なので身につまされますね[E:weep]軽自動車制度自体増税もなしで存続して欲しいものですが、ライフスタイルとして貧しい方以外にも広く受け入れられている以上、貧乏臭くなくて可愛い車が増えてきた感じがしますね(etc.ラパン,ミラ・ココア,MRワゴン)。
安さと心の豊かさは正比例しない…..場合によっては反比例に近い場合もある、この原理を考えるに小生自身の体験で1993年夏に行ったフィリピンはマニラで知り合いのホテルマンに乗せてもらった1978年製日産ブルーバード1800GL(810型)の記憶が強烈に反射する。
当時すでに15年経っていたこのブルーバード、1800cc4気筒88ps(DIN)の日産L18型4気筒シングルキャブエンジンを搭載して現地で組み立てられていた個体の一台で425300km走っていた―エンジンはオリジナルのままで一回もオーバーホールしていないそうだ。にもかかわらずガタガタドコドコボボボボーン♪〜とメカの鼓動溢れるプリミティブな日産4気筒節を奏でながら健気に走り、乗っていて怖かったり直進性が乱れることもなくマニラ湾沿いのシラヒス・ホテルからマニラ中心街のディスコへと二人を運んでくれたことを思い出す。
当時ここフィリピンでは完成車輸入は禁止され、公式的には現地生産の日本車/韓国車しか手に入らず、同地の最高価格車は158万ペソ(時価790万円)也のトヨタクラウン2000スーパーサルーン(1G-FE搭載)となっておりました。それでも外交官持ち込みや特別許可された(といってもグレーゾーン)業者を通じてメルセデスやBMWも相当量入っておりマニラ中心街ではよく見かけました。中でも目についたのがW124型メルセデス230Eや同260E(←小生も当時乗っていた!)、BMWでは525iでした。そんな彼らに伍して15年選手のブルーバードはマニラの街路をガタゴトと走り、ディスコの駐車場ではBMW525iとメルセデス260Eに前後を挟まれ、隣にボルボ244ターボを侍らせて土臭い特有の存在感を放ち、往年の日産車特有の質朴な野暮ったさに親しみさえ感じたのは単に判官びいき的感情ゆえではないと分析できます。
それはその辺に咲く雑草の生命力の強さに対して華やかなバラやフリージア等に覚えるのとは一線を画する感情を覚えるのともオーバーラップするのと同時に、地に足がついたもの特有の安心感・信頼感の裏付けではないでしょうか。
かくしてサファリラリーで磨かれた耐久性と使い減りしない堅固さ、補修部品さえ交換すればほぼ半永久的に走り続ける土着的なダットサンの伝統を受け継いだブルーバードによってマニラの夜は味わい深く彩られ、そのディープな感覚は小生の人生に大きなおかずを残したことは見逃せないかと思います。
さて当時の彼の地では上記のメルセデス230E-260Eや5シリーズらに加えて当時最新型だったBMW750iLやメルセデス500SEL(W140)も散見されましたが、これら一連の最新型メルセデス&BMW群はどこか「貧しい国に乗り込んだ先進国の支配者」ともいうような「上から目線で下々を見下ろす」特有の風情が漂っており、その印象は輸入禁止が敷かれたこの国の「違法ギリギリ」ルートから入ってきたという出自によって助長されていた点は由々しさを感じさせます。
十人十色といいますもんね。ミライースの偽装を施した写真見ました雑誌やネットで。個人的にはガッカリでなくスッキリしていて好みです。軽自動車として見ればなかなかいいと思います。 コンセプトカーのように全長を切り詰めたとしても売れないでしょうし、ちょうどいい感じです。ここいらが現行軽自動車規格の限界を感じるところですよね。幅と全長と排気量を大きすぎず燃費にヂャストなサイズを設定すれば、広さにも余裕でるしデザインもより良くなり、走りもよくなり、より小さい燃費のよい楽しい全長の短いナイスデザインの軽自動車だす余裕もでるだろうし、ほしいユーザーもかなり出てくると思います。大きさでなく燃費で決めるとか、いろいろありますが、車はすぐでかくなるので全長、幅は規制したほうがよいとか、様々な意見あるでしょうが、世界で競争力ある軽自動車規格を早くしてほしいです。まあでも税金のことしか考えられないかな今は…期待薄ですよね。
コンセプトのイースどこ行ったのでしょうか?
おしゃれな子が生活感漂うおばさんに変身してしまいましたね(笑)
もう商用車にしか見えません。
コンセプト・イースは歴史に残る名デザインでした。あの2トーンカラーもステキでした…。
けど諦めていけません!ミラ・イースなら、テリオスキッド・イース、新型コペン・イースもあるはず?ミラココア・イースも(笑)つまりイースって、低燃費システムのことでしょうか?
私もミラ・イースには既に飽きつつあります。
自分で買うならともかく、試乗で燃費が30Km出ても自分には関係ないですからね。実物見て「欲しい!」ぐらいのデザインじゃなきゃ。
リーフなんて実物見て試乗したら欲しくなりました。価格と満タン200Kmがネックだけです。あとは走りもデザインも内装もサイコーでした。
マーチよりもさらに新型ヴィッツが日本産なのに安っぽくて安っぽくてがっかりです!
ヴィッツにパッソにベルタ、最近のトヨタコンパクトはいったいどうしてあんなに安っぽいんでしょうか。マーチのほうが骨太で悪くないと思います。
ラクティスは安っぽくないけど、二百万円しちゃうので話しになりません
にわかに「新世代軽」づいている同記事に一席おじゃまさせてもらいます。
今度のダイハツイース、スタイルは死ぬほど退屈(悪くはないけど薄味、といったところか)な一方でメカニカルロスを極力廃した設計で重量は730kg前後、タイヤも細身とあってはその52ps/6kgm+の660cc自然吸気エンジンでも0-100km/hを16sec台で加速してしまうのでは?と予測できますが如何でしょうか(同エンジンを搭載したより重いムーヴが0-100km/hを18-19secで走るというので)。
もし本当だとすれば、1980年代半ばのカローラ1300/サニー1300のAT車より確実に一回り速く先代マーチの1000・AT車や現行ヴィッツ/パッソの1000ccCVT車と遜色ないタイムでダイハツとしては「ミラターボを廃止した罪滅し」を出来るとさえ思います。
何と言ってもムーヴ/同カスタムの660cc自然吸気+CVTで0-100km/hを20sec未満で走ること自体大いなる快挙に感じられ、1990-2000年代初頭の初代ルノー・トウインゴ(1200cc自然吸気)のATや先代フィアット・プントの1200cc/AT版(60ps)に匹敵或いは場合によってはリードする成績に相違ないです。ましてそれより100kg以上軽量で前面投影面積も少ないミラ/同イースともなれば―軽自動車がバカ売れする理由もわかるものではないでしょうか。
このように「当たり障りの無い質素さ」を売りにするミラ/イースのシリーズとは別に、少し前のショーに出品されたイースコンセプトの芸術的香気漂う造形を「ミラ・スペシャル」とでも銘打って市販化してくれたら…..と願ってやまない所ですが高望みでしょうか?
さもなくばダイハツ渾身の低燃費・低フリクション(イオン原理使用の燃焼システム採用!)「イース・ユニット」に低圧ターボをドッキングしてシーケンシャルCVTと組み合わせてくれたらまさしく親世代のミラターボで、中大型車からのダウンサイザーもゼネコンマンも喜んで乗りたがると確信できます―ダイハツも伝統のチャレンジ精神を発揮して、レシピを自在に料理して軽自動車の可能性を最大限広げようという気概が今まさに求められているのではないかと思います―「ダイハツのお偉いさん、聞いてますか!!」
ミラ・イース、そんなに格好悪くはない気がします。
プリウスやインサイトやヴィッツよりはかっこ良くないですが、同じダイハツのタントやムーブ・コンテやムーブやミラ、他社のワゴンRやルークスやゼストよりは全然カッコイイですし、同じ方向性のアルトよりもカッコイイと思います。
ミラ寄りのベーシックなデザインではなく、ソニカやR2的なデザインにしていたら、もう少し皆様の反応も良かったかもしれませんね。
室内も狭くはなさそうですし、低燃費性能が優れていますしミラ・イース売れそうな気がします。