激安タイヤ続々登場!

気が付くと輸入格安タイヤがスンゴイことになっていた。多くの読者諸兄からすれば、輸入格安タイヤといえば韓国のハンコッ
クやクムホ、台湾のナンカンあたりをイメージすると思う。しかし! 今やハンコックって日本のタイヤと同等くらいのクオリティを持つ。セパンで行われた
GT300クラスで優勝してます。

日本で買えば日本製タイヤより安いものの、ベンタスV12エボというスポーティタイヤで1本1万500
円程度。TOYOプロクセスの1万5500円と比べ、あまり魅力は感じないと思う。オプティモという普及タイヤだって9千円前後する。ハンコックもクムホ
も今や日本車が純正装着し始めた。もはや安タイヤと言えぬ。

・全て215/45R17の価格

ナンカンはモータースポーツに参戦してこないため技術開発も進まないのだろ
う。未だ安価で頑張っている。割と好評の『NS20』で5900円程度。このくらい安いとコストパフォーマンスを考えたら魅力を感じてしまう人も少なくな
いかと。そんなことから、最近はナンカンが格安輸入タイヤの人気になっている。

しかし! ここにきて超強烈な格安タイヤが登場してきた。
例えば『トライアングル』というブランド。最安値なんと2550円! ブリヂストンなら8本買えます! 中国最大のタイヤメーカーで、世界のタイヤ
シェア15位前後。中国の部品産業全般に言えることながら、ここにきて技術レベルも向上しているという。

同じく中国製の『サイレン』というメーカーのタイヤも2550円! Webサイトを見てもどこの国の企業なのかサッパリ解らない。ヘッドオフィスはカナダにあるようだ。その他、『サニュー』
や『キンフォレスト』『フルラン』など、次々と中国製タイヤが上陸し始めている。性能についちゃ不明。見たことも無いですから。

ただ販売
量は着実に増えている。トライアングルやサイレンなどを高く評価しているサイトもあるほど。正直なトコロ、こういった評価を鵜呑みにして大丈夫なのかな、
と思う。このあたりでタイヤの評価をしなくちゃいけないだろう。と言っても予算ないからベストカーやカートップに企画を売り込むか?

・ECOカーアジアは「GMも小排気量ターボ戦線に参入!

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5 Responses to “激安タイヤ続々登場!”

  1. COLT より:

    もうコリアンタイヤを安いなんて言わないでほしい。あれが適正価格だと思います。国産タイヤ高すぎです。

  2. 小林 英弘 より:

    タイヤも消耗品ですから安いのに越した事はありませんが…「激安」はちょっとためらってしまいますね。ましてや国沢さんでさえ実物を見た事がない品なら尚更です。雑誌等でテストしてもらえると有難いですね。
    個人的にはタイヤは「出費を惜しむ」箇所ではないと思います。エンジンオイル等は少々安いのでも構わないと思いますが、タイヤやブレーキパッド等のブレーキングに関わる部品は評価の定まった信頼出来る商品でないと怖いですよね。
    国沢さんのタイヤレポート、期待しています!

  3. ねこまんま より:

    消費者から見れば消耗品は安いに越したことは無いですが、タイヤの場合は命がかかってますからね。
    昔と較べればどこのメーカー買っても実用性能は十分なのでしょうけど人柱になる勇気は有りません。
    正直履いてみないと解らないでしょうからね。
    愛車のエッセECOは純正でハンコックのダイハツスペシャルですがこれがもう凄まじいくらい怖いタイヤで、20kmで鋭角カーブを曲がると対向車線にはみ出す恐ろしいタイヤです。ABSオプションで付けたので最低限ブレーキの効きは確保したかったので即座に換えました。
    ヨコハマのECOSなんでたいしたタイヤではありませんがそれでもブレーキの効きとグリップは雲泥の差です。レースするわけじゃないんで横方向のグリップはECOSくらいが乗りやすくてちょうど良いです。コストダウンは解るけどタイヤはそれなりのを付けて欲しかった。
    エッセとフロア共通で100kgぐらい重いソニカがポテンザ標準で国土交通省のアセスメント見ると制動キョリが10m以上違います、明らかにタイヤの性能ですね。
    最近のタイヤはBSが「楽ドラ」とか言って中立付近は過敏な反応をしなくなりましたが、この発想ってTOYOタイヤが20年以上前にFM-9ってタイヤでやってることなんですよね。さっぱり売れずに生産中止になりましたが。
    昔のADVANなどは欠伸しても車が振れるくらい過敏な反応でしたがそれはそれで面白みもありました、疲れている時にはいやでしたけど。
    昔にFM-9のモニター頼まれたことあって、その時のレーシングアドバイザーの津々見友彦さんと話したのですが「ひたすら直線を走るなら良いタイヤだけど中立付近のレスポンスが悪く、市街地走行では意識してハンドル切る必要が有る」と言った記憶があります。
    「それを狙って設計しています、ロングツーリング向けですね」と言われましたね。
    今だったら当たり前なんでしょうが、早すぎた技術(発想)は理解されなかったってことです。
    ISUZUのNAVI-5などもそうですね。
    トヨタはまだISUZUと提携はあるのでしょうから海外向けにNAVI-5を再設計して使うのも良いんじゃないかと思います。

  4. えー より:

    友人が海外の激安タイヤを3回、毎回違うメーカーを履き替えてますが、今のところバランスもちゃんと取れてるし、高速走行でもブレ等も無く全く問題ないそうです。車は14アリストで、今まで履いたタイヤのメーカーは、ロターラ、ネクセン、フルランです。中にはバランスが取りづらいとかハズレもあるのでしょうが、それは国産にもあるようですし、値段優先で選ぶのでしたら激安タイヤも有りかと思います。参考までに。

  5. 竹内 浩 より:

    先日営業先で営業車(プロボックスワゴン)がパンクしてしまいJAFを呼んだ時に、海外タイヤは磨耗して来ると高速等でブロックが剥がれ落ちる事があるので怖いですよ、と言われました。私のタイヤはYOKOHAMA・ECOSですがその後メーカー系タイヤショップに持ち込んで完璧に修理して貰い、その後週1000kmペースの走行も難なくこなしてくれています。ECOSは2セット目ですが元々燃費含め性能が素晴らしく、知らない土地でありながら修理対応も完璧ではメーカーを浮気する目的は見当たりません。確かに激安タイヤは目にしますが、命を預ける部品なので価格のみでなく信頼性をしっかりアピールして欲しいですね。

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