激安タイヤは?

以前紹介した中国製の激安タイヤ、ついにテストしました! ベストカー8月10日売り号の取材なので詳細はそちらを楽しみにして頂きたいけれど、けっこう驚く。ちなみにテストしたのは中国の1本3千円級ブランド『サイレン』と、インドネシアで生産されている5千円級『コルサ』。そして5分山のヨコハマ『アース1』。
 
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走行13万kmのギャランフォルティスを使う。テスト内容は「転がり抵抗」(80km/hでニュートラルにし40km/hまで落ちるの掛かる時間。長いほど転がり抵抗少ない)と、「50km/hの急制動」。そして60km/hのニュートラル走行時(エアコンオフ)の車内騒音。乗り心地とハンドリングは官能評価でございます。
 
まぁ13万km走ってる足グルマ用のタイヤ、というイメージ。転がり抵抗の少なさが重要なECOカーや、走りの味を大切にしたいスポーツモデルなら迷うことなく気合の入ったタイヤをすすめておく。けっこう精度の高いテストが出来たと思う。例えば急制動は2本行ったけれど、2本とも下の写真のような誤差で収
まった。
 
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タイヤは『中国』と書いてあるのがサイレン。2本ほぼ同じ制動距離でした。上が????。これまた誤差極めて小。そして70cmくらい離れたトコロに誤差2cmくらいでもう1銘柄。転がり抵抗も2本で1秒以内の差である。少なくともドライ路面で普通に乗る時の傾向についちゃ相当ハッキリ理解できた。
 
折りしもKUREのコラムでタイヤ交換時期や外国製のリーズナブルなタイヤについて紹介している。果たして日本製タイヤにこだわらなくても良い時代になってしまったのだろうか? それともイマイチか? 性能次第じゃ日本のタイヤメーカーは真剣にリプレイスタイヤの売り方について考えを変えなくちゃらないと
思う。
 
・ECOカージアは「次期型ワゴンRの凄い技術!
 

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One Response to “激安タイヤは?”

  1. ねこまんま より:

    まあ、中国や東南アジアの人たちは日本人よりよっぽどアクティブな運転するわけだし、車も何十年も前から走っているのだからバーストしまくったりパンクしまくったりしてる訳ではないのでしょうがやっぱり海外の激安タイヤって気分的に怖い気がします。インドネシアのATRってメーカーだったかな?知人が履いてますけど以外といいそうで。ただ走った後にタイヤを触るとネチョーってしてるって言ってましたね。乱暴な言い方をすれば表面を溶かしてる感じでグリップしているようなものなのかな?履いてる知人も高速走ったら気分的にちょっと怖いかも?って言ってます。まあパンクしたりしたことは無いんでメーカーの考え方のの違いですかね。うちの車のタイヤもヨコハマのECOSですがもう五年目で本当はそろそろ替えたほうが良いのでしょうけど走行距離5年で12000kmでまだ8分山なんでさすがに替えません。露天駐車でタイヤワックスなんか掛けた事も無いんですがサイドにヒビ割れも無いし立派なもんです。激安タイヤも長期使用時はどうなのですかね?
    ECOカーの新型WagonRの話ですが、ようやくスズキも尻に火が付いたのか本腰入れてきましたね。前々から言ってるんですがスズキは技術的にはちゃんとしたものが有るんだからアルトエコ見たいにガソリンタンクの容量減らして無理やりモード燃費上げたり、化石みたいなプラットフォームを使い続けるのを止めて気合を入れてダイハツみたいにモデルチェンジごとに設計すれば良い物造れると思うのですけどね。エンジンの開発費は高いんで10年以上使い続けるのは解るんですが(ダイハツも結構エンジンは長く使ってるし)さすがにM型はもうそろそろ替えれば良いのに。今回は70kgも軽量化するって事は完全な新型のプラットフォームなのかな?今でも軽いのに安全性は大丈夫なのですかね?前も書いたけど運輸省の決め事だけでなくダイハツみたいに自主的に自重より重い車との衝突安全の写真なり動画を出してきちんとユーザーに情報提供して欲しいですね。15kmでアイドルストップってのはちょっと凄いですね。でも特に凄いのは蓄冷装置ですね。アイドルストップ車の最大の欠点?は夏場にエンジン止まってる時にエアコンが切れるのが問題なわけで実際インサイトの後ろについて走ってたら全然エンジン止まらなかったのを見たことがあります。確かECOモードを切るとエンジン止まらないんでしたっけ。蓄冷装置有ればプリウス見たいに冷風が続くわけじゃないのでしょうが、少々の渋滞や信号待ちなんかでは相当効果が有るんじゃないでしょうか。これって良いアイデアですね、他社も採用すれば良いのに。ホンダのハイブリッドなんかも意地ばかり張らずにモーター発進出来るように特許をトヨタから買って使えば良いわけで(モーターで発進するのはトヨタが特許持ってるって聞いたことがあります)そうなれば本当の意味でプリウスのライバルになれるし、排気量が小さい分だけ有利になるのにね。
    日本の自動車メーカーも意地ばかり張らずに得意な分野で協力して日本連合で頑張って欲しいですね。マツダなんか特にスズキあたりと組んでスズキはフィアットよりもマツダからディーゼル融通してもらえば良いことだし、マツダはデミオ以外はコンパクトカーは止めてスズキからOEMしてもらって利幅の大きいアテンザクラスに力を入れれば良いわけで、高速走行が多いEUあたりではスカイアクティブも売りになることだし。正直マツダとスズキってそんなに車種被ってないでしょう。強いて言えばデミオとスイフトだけど目指すものが違ってると思います。ホンダは良くも悪くも唯我独尊で他社とは組まないだろうし、日産はルノージャパンだし(もういい加減社名もルノージャパンで良いのでは?)三菱は結局三菱グループの車部門でしかなく困ったときにはグループが助けてくれるわけで、普通の会社ならあんな状態ならとっくに倒産してます。トヨタ、ダイハツ、スバルは現在グループで頑張ってるし。円高が解消すれば一番良いのだけど当分は円安にはないだろうし、製造業以外では円高のほうがメリット有るし。
    昔、富士通とNECのPC持ってたんですが、富士通のPCにはNECのハードディスクが入っていて、NECのPCには富士通のハードディスクが入ってました。どっちも当時はハードディスクメーカーだったけど何でライバル会社の製品使ってるのか不思議でした。いろいろと事情があるんでしょうね。

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