時代は変わり行く
プリウスの登場で自動車メディアは絶体絶命になりつつある。自動車雑誌を読むようなクルマ好きなら、プリウスの凄さの本質が解ってしまう。同時に、プリウス以外のクルマへの感心は薄くなるワケ。もはやサーキットを走ってどうのこうのという評価は、ごく一部のマニアックな人以外、求めていないんだと思う。
GTーRすらデビュー時は話題や感心を集めたものの、今やネタにもならないという。なるほどGTーR、誌面に全く出てこないです。まぁGTーRは作り手側もそのあたりを無視している。水野さんらしくていいんじゃなかろうか。そんなこんなで自動車雑誌の販売部数は
夏前から厳しい状況になっているらしい。年末に掛けて正念場か?
けれど私自身についていえば、ここにきて徐々にク
ルマが楽しくなってきたと感じている。プリウスのアフターマーケットは徐々に拡大してきており、いろんな楽しいパーツを選択可能。プリウス以外のクルマのパーツも、オークションなどを探せば安くて豊富。輸入車の中古車相場も下がり、魅力的なクルマが安価で買えます。
何より全体的なレベルが上がっている。このところ様々な用品をプリウスに装着しているが、アルミホイールは鍛造。ヘッドライトも明るさ最強のHID。レー
ダー探知機の性能だって今や圧倒的だ。ドライブレコーダーのような新兵器まで登場してきた。新型車のレベルが上がったため、用品もグレードアップしているのだった。
やっぱりメディアは楽しさを提案しなければならない。「面白い新車でない」とか「景気悪い」などと嘆いていないで、安い中古車を買ってオークションなどで部品揃えて楽しむようなことをしたらいい。私も策を練ってます。
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お世話になっております。
いつも楽しく拝見させていただいております。
GT-Rが特集されていた「ガイアの夜明け」を久しぶりに見ました。旧来からの車好きには、まだ魅力的なクルマだと思います。たとえば、サーキットで早く走るという点でEVがGT-Rを抜けば印象が変わるのですが、今は「燃焼機関を持った最後の兵器」としてGT-Rはまだ居場所を持っていると思います。
先日、某誌で新しいプリウスとインサイトが筑波サーキットバトルをし、プリウスが電池切れで失速していましたが(私的にジムカーナ練習会に出てみましたが、全開でも1分少々のコースでは途中で電池切れにはなりませんでした)、この車を完走させるためには、まず「エネルギーマネージメント(アシストと回生の配分)」をしながらインサイトに追走し最後で勝負を仕掛ける、ような作戦が必要かな、もしかしてこれが将来のEVレースになるのかなと想像しました。ガソリン給油は電池充電または交換で、ドライバーは速さを維持しながら燃料計の代わりにバッテリー残量をにらんでゴールを目指すことになるのだと思います。まるでエコランレースのようですが。
速さを確保するためにより頭を使わなければならない・・・ことになれば自動車レースも変わるんだなあと思います。そこに注目してもらえば、ネタが増えるかもしれません。燃費に偏ったレースがH社であるみたいですが、自動車である以上速さ(平均車速)も考慮したら、回りに迷惑も掛けず、いいかなと思いました。