最近、電気自動車についての記事を何本か書いた。自分にあった導入時期を考えればOKです
電気自動車の記事を書くと、必ず「ウチは集合住宅なので充電できない」という自分じゃ何も考えられない人が沸いてくる。もう1つは「デンキが足りない」。これには「今のデンキは二酸化炭素を出して作っている」を含む。何度も書いてきた通り今年中に全て電気自動車にしろなんて誰も言ってない。電気自動車嫌いの皆さんは、直近しか見てないのだった。
おそらく普通の人が普通に「電気自動車かハイブリッドか?」で迷うようになるのは、日本政府の公約である「2030年に二酸化炭素排出量46%減」が迫る5年後くらいだろう。この時点でも「迷う」レベルであり、ハイブリッドを選んだって全く問題無し。ただエネルギーコストまで含めた”お買い得感”は電気自動車有利というイメージになり始めていると考えます。
もちろん5年後もハイブリッド有利のままかもしれない。そしたらその時に判断すればいいと思う。5年先や、ましてや10年先のことなど誰だって読めない。一方で規制は見えている。その規制も出来るかどうか解らないけれど、意識しておいた方が無難であることは間違いないです。そんな足元で昨日紹介した通り技術は進み、面白いコトが出来るようになってきている。
アンタはどうするのかと聞かれたら、一番最近買ったのは180馬力/300Nmを発生する1300ccターボのシーケンシャルドグミッションのラリー車。エンジンを楽しめるウチは思いっきり堪能したいと思っている。純エンジン車のフェアレディ乙を買ったのも、2050年までは(22年あります!)ガソリン売ってるからに他ならない。免許持っている間なら乗れる。
同時進行でカーボンニュートラルをキッチリ実現していくつもり。少なくとも来年には二酸化炭素出して電気作っている東京電力から電気を買わないでいいようにし、2025年までにはクルマで使う分のエネルギー(電気)も自分でカバー出来るようにしたいと思っている。2030年には東京ガスから買っている天然ガスを止める。こうなると停電や電力不足も心配せないでいい。
技術の進化に合わせた導入をしていくことで、総合的なエネルギーコストだって抑えられることだろう。集合住宅の人も、南向きのベランダさえあれば、400Wくらいのプラグインソーラーは導入出来ると思う。出来ることからやればいい。
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エネルギー系のカーボンニュートラルにはほとんど貢献できていないので、大変耳が痛うございます。
そのかわりというか、カーボンニュートラルは他にも身近にやるべきことがいくつもあります。
例えば、毎日飲んでいたペットボトルのアイスコーヒーをやめました。自宅でコーヒー豆から珈琲を立てて冷やし、マイボトルを使うようにしたら、ひと夏でペットボトル100本以上消費しなくなりました。
そしたらですよ、
自分は還暦間近のおっさんですが、口の悪い同僚が「なんだよ、貧乏臭いな」と一言。「そうそう、お前みたいな奴を、牛のゲップ(牛自身は全く意識していませんが、結構な温暖化ガスになっているとかいないとか。)って言うんだよ!」と切り替えしてやりました。
また冬に備えて、実家に余っていた断熱シートやウールカーペット等を持ち出して、準備しております。
とはいうものの、自分もカーボンフリーには到底及びません。まずは個人個人ができることころから、こまめに取り組んでいくしかないと思っています。
電気自動車は走っているときはCO2を出しませんし、排熱も内燃機関車より少ない。
火力で発電・充電しているときはCO2を出してしまいますが、それでも発電所は木々に囲まれた山の中にあるので、内燃機関車に乗って街中でCO2や温暖化効果ガスを出すよりいいのかな?と思っています。なので、速めにEVがほしい。
企業が自身の努力の中で、CO2排出を減らしていますが、国に前倒しで再生可能エネルギーへのシフトをしてほしいですね。
40年以上前になりますが
ラジコンカーの世界で7.2VのNi-Cd電池とマブチ540Sモーターが一般化して、エンジンvs電動の一大論争となりました。強大なトルクで、発進加速は電動が上回っていました。当時両方を持っていた自分としては、繰り返し走れる環境では補給性からエンジン、最高速勝負でもエンジン、そうでなければ扱いが簡便で清潔な電動を走らせていました。
EVにも同じことが当てはまるように思います。皆が皆、長距離を走る訳でもなく、燃料補給やオイル交換に楽しみを見いだしていることもないので、一定数がEVになるのは既定路線でしょう。
注意しておきたいのは、全数がEVにはならないことです。ラジコンの世界では40年経った今でも両方が残っています。