最近BYDについてベストカーWebで記事を展開しているが、目的は「日本さらに危機感持って!」です

最近自分で乗っているBYDシーライオン7の記事をベストカーWebに書いている。目的はシンプル。日本勢に頑張ってもらいたいからだ。このまま中国勢に押し切られたら、もはや基幹産業となっている自動車までやられてしまう。中国車について書くとアンチが山ほど出てくるけれど、そんなこと気にしていたら自動車も「井の中の蛙」になり衰退すること間違いなし。

いや、すでに”中国の侵略”は始まっている。御存知の通りタイは日本車王国だった。圧倒的な強さを持ってました。けれどここにきて中国勢の猛攻を受けている。上はバンコクモーターショー開催期間中の契約台数。タイのモーターショーって展示販売会になっており、会場で受注する。今年ついに1位の座をBYDに奪われてしまった。そればかりか、ホンダ10位。マツダ11位といった状況。

同じようなことが日本車圧倒的優位だったインドネシアで始まっており、ベトナムやマレーシア、フィリピンなどもシェアを奪われ中。もちろん南米やアフリカだってやられ始めた。自動車だけでなく2輪も厳しい。何と世界スーパーバイク選手権の市販車ベースクラスで中国のZXMOTOの『820RR』が2連勝した。このクラス、ドゥカティやホンダ、ヤマハ、カワサキも出ている。

レースに勝った週明けから受注殺到とのこと

2輪の場合、ライバルは中国だけじゃない。ホンダの収益の10%以上を稼ぐベトナム市場で現在電動バイクカテゴリーの激しい戦いが始まっており、地場のビンファストが圧倒的優位に立つ。ここに中国のYADEAも参入! どちらもLFP電池のため安価。ホンダは割高な三元系リチウムモデルを大幅値引きして対向しているため、厳しい戦いになっている。おそらく押し切られる。

そんな状況なのに日本人は今だ中国車叩きをして溜飲を下げ、政府も補助金にあからまさな差を付け守るフリをしている。世界と戦う体力を付けようとすれば、まず日本で真正面から戦うべきだ。中国勢の開発速度が速いなら、日本勢だって速くしないとダメ。メディアの役割は現状を正しく伝えること。今後さらに中国や韓国、ベトナムなど日本勢のライバルを紹介していきたいと思う。

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6 Responses to “最近BYDについてベストカーWebで記事を展開しているが、目的は「日本さらに危機感持って!」です”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    まったく同感デス。
    日本中が「井の中の蛙&茹で蛙」になってきちゃった。

    特にこの戦争下にあってテレビでは、野党は石油を確保すべき! 経済界は節約すべき!と言うが、あんたら指示待ち族かーい。

    べきではなくて、できることを率先してやればいい。

    と自分に言い聞かせながらですよ、
    春先の日中は余剰電力が多いようなので、i-MiEVばかり乗ってます。

  2. 12mv2 より:

    中共(車)の生産過剰によるダンピングのせいで,日系はどこも販売減による収益悪化です.しかし以前にも,粗鋼生産で同様の事象がありましたね.
    結局最後に残るのは,日本発祥の技術と信じていますが,それを儲けにつなげることが肝要です.
    自分は庶民なので,BEVなど不経済的な内は買い(え)ませんが,電動による精緻な駆動制御には感銘を受けましたので,e-4roce車を購入するつもりです.

  3. アクシオム より:

    このランキングで一番落胆したのは、いすゞですね。三菱商事とタックを組み、ピックアップトラックD-MAXを売りまくっていたのに。
    それと日本のモーターショウももっとビジネスショウにしないといけませんね。商談までするかどうかは別として、もっとメーカーの人とユーザーが突っ込んだ話ができる環境が欲しいですね。

  4. しんぶんし より:

    とある動画で言ってましたが、世界はEVにシフトするということで、日産やホンダのエンジン屋が中国に流れていると。EVだろうが、エンジンだろうが、自動車も中国が制覇する未来しか無さそうです。

  5. natumenatuki より:

    30年以上前仕事で中国に行った時すでに遅しと実感しました。その時点で工場の設備投資が日本を遥かに超えていました。インフラにしても、日本では何十年も掛かる道路建設が中国の土地は国のものなので半年で出来てしまいます。井の中の蛙大海を知らずの方々の中にはそれが十分に分かっているのに自分の利益のためだけに煽っている『狡猾な人々』が多数いると思います。そんな方々こそ実際は中国製のスマホに隷属する生活を送られているのでしょう。
    国沢さん『裏の裏の連中』にあまり熱くならずに冷静な正論をこれからもよろしくお願いします。

  6. KUMA より:

    日本勢が見誤っていたのは、「動力性能=モータ」ではなく「動力性能=モータ+バッテリー」ということですね。AIに調べてもらった限りですが、BYDのLFP牙城は高そうです。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    BYDがLFP電池で他社が容易に真似できない中核技術は、主に次の4点です。

    ①ブレードバッテリー(Blade Battery)のセル形状・配置構造
    ・LFP単セルを非常に細長い“刃(ブレード)状”に設計し、それを直接パックに並べる構造
    ・パック内の体積利用率が50%以上向上
    ・LFPの弱点だった低エネルギー密度を”構造”で補完

    ②モジュールレス(CTP的)構造による高体積効率設計
    ・セル内部構造・タブ配置・冷却経路をLFP前提で最適化
    ・長尺セルでも安全・均一性能を確保

    ③LFP専用に最適化された熱暴走抑制・安全設計
    ・釘刺し試験で発火・発煙なし
    ・表面温度:30~60℃に抑制
    ・「材料が安全」なのではなく、「”構造”が熱暴走を起こさせない」

    ④これらを支える膨大な関連特許群と垂直統合型量産技術
    ・LFP電池に関わる周辺技術を網羅的に特許化
    ・LFPセルの電圧変曲点検出方法、ブレードセル配置・接続構造、非常に実務的な部分まで特許化

    このため競合他社は、同じような構造のLFPを真似ることはできても、同等性能・コスト・安全性での量産が困難

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