来週末も台風! 洪水や土砂崩れに巻き込まれるのはスピード違反して事故るのと同じです

我が国の場合、洪水や土砂崩れでクルマがダメになるのはスピード違反で事故を起こすようなものだと考える。なのに前者は同情され、後者だと激しく非難される。100歩譲って地震災害ならいかんともしがたい。けれど予測可能な洪水と土砂崩れって制限速度区間と同じです。能登半島の大雨で中屋トンネルの北側出口が土砂崩れで埋まった。下はハザードマップです。

崩れたトンネル出口は土砂災害指定地域

北側出口は土砂崩れの可能性あるとされている。今回被災した地域を見るとハザードマップの危険指定地域ばかり。ゾーン30と同じく「最大限の注意をしましょう」ということ。大雨の中、危険な地域を走れば当たり前のようにリスクある。駐車も同じ。洪水の可能性ある地域でクルマが水没したら自らの責任だと思う。繰り返すけれど地震被害は避けられません。

来週末にやってくるだろう超手強い台風で日本列島は再び大雨の可能性大。洪水も土砂崩れもあるだろう。ぜひともメディアはハザードマップを事前にチェックしての対応を推奨して頂きたく思う。地震の「不幸」と全く違い、避けられる災害です。地震は数秒前にしか解らないけれど、来週末の台風なんか一週間も準備期間ある。死者ゼロを目指すべきだ。

ハザードマップへ。ぜひご覧ください

昨晩、大雨災害の夢を見た。考えてみたらクルマのナビの中にハザードマップを組み込んだらいい。そして大雨情報をキャッチしたら(今でも大雨注意情報出るナビがある)、そいつをナビ画面に出したらいかがか。駐車した場所もハザードマップと照合させることでコーションマーク出る。たまたま夢の中でスバルの藤貫さんが出てきたのでお願いしておきました!

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3 Responses to “来週末も台風! 洪水や土砂崩れに巻き込まれるのはスピード違反して事故るのと同じです”

  1. ケイゴ より:

    警戒区域について・・・

    さいたま市在住で高台平地にいます。日本の国土の70%は山間地域とされてますが住む人も建築許可を出す行政も悪い。

    日頃恩恵を受けてる自覚を持って自己責任で当たり前。
    山の四季、川のせせらぎ、海産物など

    災害支援金を貰った世帯は固定資産税、火災保険など30倍は高くしないと割が合わないのと国土強靭化は出来ません。

    田舎の固定資産税は安すぎです。坪単価と危険度(支援金)で算出するようにしないと高台平地の人間が出してるようなもんです。

    自然には勝てません。

  2. ツナミ より:

    あと、日頃の経験則に惑わされる側面も大きいと思います。

    雨といっても、普通の雨と100ミリの雨は違いますし、地震も普通の地震とマグニチュード9の地震は違います。

    とはいえ、二階の高さまで水が上がってくることはないだろうと思ってしまうのが、人間の常です。

    そういう意味では温暖化の未来予測についても、最悪の事態を想定して行動するくらいが、ちょうど良いのかもしれませんね。我々も、ゆでガエルなのかも…

  3. PAL より:

    震災で建てた避難住宅、ハザードマップで危ない場所と判ってたけど立てる場所が無かったからとの事。
    だったら2mくらいかさ上げしておけば、と思います。
    もちろん、急いで建てなければならなかったのはわかりますが、TVで観た被災者住宅は川のそばで堤防より低かったので、もう少し考えていれば…と。

    最近の日本は線状降水帯で大雨が降ることが増えましたしね。

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