東京と山梨を結ぶ道路が通行止め。当然ながら東名道の集中工事など中止ですよね?
台風19号で東京と山梨を結ぶ中央道は大きな崖崩れて通行止め。並行して走る国道20号線も橋の崩壊で通行出来なくなっている。この間の物資を運ぼうとすれば東名道を迂回しなければならないのだけれど、現在集中工事中。10月12日まで渋滞も発生してました。連休明けの15日から本格的な物資輸送が始まり、相当混雑すること間違い無し! それでも集中工事するんだろうか?
工事したなら本格的な安・pon・短です! 可及的速やかに道路を最大限確保し、集中工事の人員を損害出た地域に振り分けるべきでしょう。大きな被災で重要なのは道路の確保。被災した地域の皆さんは最大限の努力をしているのだから、いかにカバーするか考えるべきだと思う。東名道の集中工事だけでなく、全ての”道路の通行に支障を来す工事”は延期にしなくちゃおかしい。
一方、ラグビーのワールドカップに代表される”平時のイベント”も大切にしたらいいと思う。全体が暗くなると活気もなくなります。13日に行われた日本vsスコットランドの試合、海外では台風被災の直後に行われたことを驚くほど高く評価している。日本チームの勝ちもさることながら、日本という国のマインドです。だって被災を理由に試合中止すれば日本がベスト8でしたから。
日本側は中止でベスト8を選ばず、最大限の努力をして試合をした。考えて頂きたい。多摩川の被災、試合会場の横浜スタジアムから目と鼻の先です。なのに正々堂々試合を行い、しかもスコットランドの健闘を讃えた。ラグビーというスポーツ、世界基準で考えるとフェアプレーの象徴のような存在。最もレベル高いと思う。そこで日本が素晴らしい対応をしたと評価されたのである。
国が健全じゃ無いと被災者を助ける体力も無い。被災した人をリカバー出来るような余力が必要です。何度も大きな被災に遭っている状況を見ると、被災しなかった人達が精一杯頑張らなくちゃアカンな、と思う。こういうときに不要な工事で足を引っ張ったり、ツマらん平等主義や原理主義で被災者の救援にブレーキを掛けたりするヤツこそ最悪の存在です。
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