東京都、ホンキで2030年以降は100%の非ガソリン化を目指す! 補助金山盛りで買わなきゃソン!

東京都が2024年度の電気自動車補助金を発表した。「2050 年Co2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、都内で新車販売される乗用車の50%を 2030年までに 100%非ガソリン化することを目指しています」ということで、半分を電気自動車、PHV、燃料電池車だけにするという。けっこうなホンキ度だったする。都知事選は2024年7月ですが。

「そんなことできるのか?」と考える人もいるだろうけれど、国が真剣になったら何だって出来る。例えば中国のようにハイブリッドを含むエンジン車のナンバー取得に高い税金を掛けたっていい。我が国も登録年数により自動車税の税額を上げている。そしつをさらに進めるということも出来る。はたまたETCでエンジン車の通行料金を割高にするなんていかがか?

今は補助金というシステムなので東京都からお金が出ていくだけだけれど、税額アップという手法であればむしろ増収になる。東京都についていえば、今後3年くらいは補助金という飴で普及を目指し、2030年に近づくと負担増というムチを使い出すと思う。飴のウチに電気自動車を買っておく、というチョイスを個人的にはすすめておく。ということで東京都の補助金を。

まず基本は電気自動車もPHVも同額の35万円。これに100Vでいいから外部給電機能が付くと45万円になる。ここからが面白い! 2023年度に都内の販売実績が40台以上あればプラス5万円。非ガソリン車の販売に実績あれば5万円で10万円の上乗せがある。トヨタ、三菱、日産は満額の10万円。マツダ5万円。スバルとホンダについちゃゼロ。40台以下だし、実績もない?

一番安価なeKクロスEVなら100万円切り!

さらにさらに! 自宅に太陽光発電を持っていれば電気自動車だと30万円。PHVでも15万円の補助を受けられるのだった。いくらになるのか? 一番安価な三菱eKクロスEVのビジネスパッケージは充電ケーブル付きで239万6千円。補助金は45万円+10万円で55万円。国からの補助金55万円を加えれば110万円! 太陽光発電を導入していたら30万円増の140万円。99万6千円になります!

ちなみに私が買おうとしているN-VAN eは外部電源無く35万円。ミニキャブMiEVと20万円も違う。ただウチは太陽光発電あるため総額65万円+国の55万円。4座席のN-VAN eは270万円なので150万円ということになる。東京都は中国車と韓国車の補助金は10万円の上乗せがないだけ。太陽光発電付きの電気自動車なら75万円の補助金が出ます。BYDのシーガルとか出てきたら安くなる。

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3 Responses to “東京都、ホンキで2030年以降は100%の非ガソリン化を目指す! 補助金山盛りで買わなきゃソン!”

  1. nbkt より:

    さすが東京都!!!
    県境に住んでいて徒歩2分で東京都なのに、
    我が県は補助金ショボいんです・・・・・
    羨ましいし不公平だし。
    どうにかならんもんでしょうか・・・

  2. YZ より:

    地方出身の私からすると、東京の空気は本当に汚い!
    東京駅に近づくにつれ、新幹線の車窓から見える空が霞んでいくのを眺めていると改めてそう思います。
    ドアが開きホームに降りる時、気管支の弱い私は必ず咳き込んでしまいます…。
    EV化によって都市の空気が綺麗になる事に期待したいです。

  3. ぱんだこぱんだ より:

    みんなICEが無くなるわけない!BEVなんて金持ちの道楽!とか言ってますが、親分の言う通り「ガソリンとディーゼル買ったら罰金的増税です!BEVだと補助金出ます!」にしたら一般的なユーザーはBEVにしちゃうと思うんですよね。

    ガソリン車買ったら環境悪化加担税として1台につき100万とか掛けられたら、果たしてそれでもガソリン車買います??政治はそれが出来るんですよ。そこをみんな分かってない。国や都が自分達の考える方向に皆を目指させることなど容易です。

    今回は期限がはっきりしているので、逆算して懲罰的加算をしてでも達成してくると思います。

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