日本勢にとって驚異の存在になること間違い無しのBYDシーガル、実車を初めてチェック出来ました

日本勢にとって直近で最も手強い存在になりそうなのが中国車のイメージを根底から変えるデザインを持つBYDの『シーガル』だ。中国車と言われなければ解らないと思う。シーガル、今まではクルマのことを解らない人しか見ていなかったため限られた情報しか入ってきていなかったけれど、今回バンコクのモーターショーでじっくりチェック出来ました。これ、驚異です。

今回インテリアもチェック出来た。ちなみに左ハンドルの中国仕様ながら、何と! バンコクの街中を走っているシーガルも! すでに右ハンドルがある! インテリアの仕上がりだけれど、日本に入ってきているATTO3やドルフィンより新しい設計だけに、Aセグのクルマとして考えたら文句無し! というかAセグとして考えたら十分過ぎる装備や質感である。安っぽくない。

中央部分大きな液晶が付いており、起動ボタンは液晶の下の銀色のスイッチ群の右端。Dレンジは同じスイッチ群の左端にある。また、ダッシュは左右対称のため、最初から右ハンドルを作ろうとしていることが推測される。シートの座り心地やモケットの仕上がりなどはキックスに代表されるタイ製の日本車に勝るほど。スイッチ類もあれこれいじってみたが、日本車並。

ホンダのBR-VやWR-Vに代表されるこのクラスの日本勢のインテリアは、質実剛健過ぎてワクワクしない。もしかしたら大型液晶だけにごまかされているのか、ドルフィンはシートに座った途端、楽しい。上はフロントドアを開いた部分。剛性感やドアの締まり感、締まり音、ドア開けた時のクリック感、モールやシールの精度など、全て国際レベルをクリア出来ている。

タイヤはリンロンという中国製。調べてみると悪くは無いようだ。ただタイで生産する中国車はタイ工場のミシュランに代表されるブランドタイヤを履く傾向にある。また、中国仕様ということでADAS関係やサイドカーテンエアバッグは無し。これまでNETAと同じくタイ仕様はフルスペックになるそうな。BYDのADAS性能や衝突安全性、すでに実績あります。

価格はNETAと同じく日本で売るとすれば200万円を切ってくると思う。こうなると補助金に頼る必要なし! 御存知の通り中国は2023年から補助金を無くした。この措置で中国製電気自動車は一時的落ち込んだものの、生き残りを掛けガソリン車と同等レベルまで頒価を引き下げている。結果的に中国政府が正しかった。この競争に勝ったクルマが世界に出てきたら、そら強いに決まってる。

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4 Responses to “日本勢にとって驚異の存在になること間違い無しのBYDシーガル、実車を初めてチェック出来ました”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    タイのモーターショーに行って、中国車ばかりをネタにして、日本に警告レポートを送っている。。。

    それだけで、中国超強し・日本超ヤバシ!が伝わってきました!

  2. トヨタ車ユーザー より:

    シーガルの詳細ありがとうございます。

    この車を見て思うのは、日本車の危機とBEVのガジェット化というか何というか…
    置時計や壁時計は高級品もあれば格安品もあって、シーガルは正直言って格安品。時刻がわかって電波を受信して狂わないし電池を交換すればまた使えるし。

    こういったBEVを日本メーカーも作れると思っています(作れてほしい)。いざとなれば、サクラのボディを膨らませてリン酸鉄リチウムを18650でもいいから大量に調達してドーンと載せて…。

    しかし作っていいものか迷っているのではと思います。かつて軽自動車を売らなかったトヨタ・日産のように「あれ、車じゃないよ。ウチらは造れないよ(プライドが邪魔して)」思案してるんじゃないかと。
    そう思いたいです。

  3. tonpochi より:

    2024年のEV補助金は採点方法が不透明。BYDとヒョンデを狙い撃ちしている感があります。
    しかし、補助金の差が40~50万円あったとしても日本製EVは2024年の販売台数は減少することになるでしょう。理由はコストパフォーマンスが低い、設計も古く性能も低い。
    例えばドルフィンのLRは407万円。これには充電ケーブルやNAVI、運転支援などが込みになっています。
    リーフe+は525万円~既に118万円の差が有り、補助金差の50万円を考慮しても70万円高い。更にEVベージシックパックやプロパイロット、アラウンドビューモニターを付けると30万円アップ。結局100万円高い。
    熱ダレ対策が不十分で、急速充電を繰り返しできない。
    次期発EVのマイクラは2025年以降にしか発売されないでしょう。つまり、2024年は補助金が減らされても売れるのはBYDとヒョンデ。
    2024年2/4期にシールが発売されますが、その次はシーガルなのか元Upなのか興味津々です。

  4. ボヤキ爺 より:

    展示されているシーガルの電池は、LFPですか?噂のナトリウム電池でしたか?
    LFPでも200万円だとしたら、すごい楽しみですね。
    中国で補助金無くして車両価格が下がるって現象があるのなら、日本も同じく補助金無くして良いのではないでしょうか。
    日本は、特に大企業に対して甘すぎるのです。売れなれば価格下がるのは資本主義の原理ですから。儲けさせ過ぎなんです。
    そういう意味では、ガソリンの補助金も止めれば良いのです。「高すぎだ。こんなんじゃ車に乗れない」って声が高まれば値段は下がるのに、補助金出してUSER助けるふりして、企業を助けているんだから。

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