格付けという番組を見ると1000倍の価格差あっても解らない怪しい世界多い。自動車業界は正直ですが‥‥

『芸能人格付けチェック』という朝日放送TVの人気番組がある。同じジャンルで超一流と普通を体験させ、どちらが上かあてさせるという内容です。自動車の場合、価格差が50%あれば誰でもどちらが上かハッキリ解る。同じ車種で一番上のグレードの内装と下のグレード内装って明らかに違いますから。車両価格が倍であれば、これまたクルマを知らない人だって解るだろう。

クルマは50%の価格差で明確に解る

しかし! 元日の番組を見ていたら、1000倍の価格差のある楽器(8本の総額1000万円と100億円)で演奏した音楽を聴いてどちらが上か当てさせるという内容で、8チーム中(4チームは音楽関係者)、正解は2チーム。相当の治験を持つ人ですら間違える。まぁ普通の人からすれば意味の無い1000倍の価格ということになります。むしろ普通の人は1000万円で喜ぶ。

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”味”の判定も興味深かった。ミシュランの☆を持つ洋食は、25人中正解が13人! 「しゃぶしゃぶ」の超一流はミシュランの☆を持つ名店。対する普通といえば、牛肉ですらない豚とイノシシ(どちらも味は似ている)。これも3組が当てられなかった。当てられなかった芸能人は、いつも美味しいモノを食べていると思われる人もいる。どちらも10倍程度の価格差があるだろうに!

この番組、価値観やブランドについて深く考えさせられる。多くの人は明確な差がないモノにお金を出していると言うことですから。このあたりがブランドの面白さか。ただ「よく出てきますね!」とも思う。自ら時間を掛けて作ってきたブランドや、長い時間掛けて練習してきたこと(格付けチェックでいえば殺陣や演奏など)が認められないワケですから。

自動車に戻る。文頭で「車両価格が倍なら誰でも解る」と書いたけれど、ここにきてそうでもなくなってきた。好例がシーライオン7である。発売前にブランド名を隠して価格2倍のクルマと比べたらどうか? 相当のクルマ通だって正解率低いと思う。いや、専門家であれば逆に間違える可能性大。自動車業界で今までの常識を変えるような事態が進行中です。

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