楽しい移動手段
「普通じゃないモビリティ」が面白い! バンコクモーターショーのVIPディでざっと会場を回ってみたら、下の写真のような妙なクルマも案外多い。このクルマは水上バイクで有名なBRP社の800ccエンジンを搭載したモデルなのだけれど、こういった魅力を持つクルマを「超小型車ワク」で作れないのだろうか?
日本で開発している超小型車を見ると、夢や希望無し。作る側も「人生の最後に乗るようなクルマ」というコンセプトしか持っていない。強いていえばルノーが開発したトゥイージーのみ少し明るい雰囲気を持っているけれど、その他はシニアカーに毛が生えたようなもの(クルマに毛は生えないですけど)。楽しくない。
超小型車は衝突案件無し。排気ガス基準バイク並。だったら2輪用のエンジン積むバギーのような楽しいクルマだって作れるハズだ。例えばホンダNV700に搭載されている700ccの2気筒エンジンはフィットのエンジンを半分に切ったもの。低い回転域から太いトルク出す。排気ガスだって触媒付きなので問題なし。
いや、タイで生産を開始した500ccの2気筒なんかでもいいだろう。最高速はリミッターで制限を掛ければよろしかろう。それこそムカシのバモスのようなクルマや、ダイハツのフェローバギーのようなクルマが出てきたら、超小型車に対し否定的な私すら魅力に抗うことなど出来まい。多少高くても買っちゃいます。
もう一つは下の写真。ホンダのゴリラをパクッたモデルなのだけれど、サイドカー付き。排気量は125ccだというので、そこそこ走ると思う。参考出品ということで価格表示無かったが、バイクは3万B(今のレートで10万円)。日本のモンキーが30万円することを考えればサイドカー付きで買えちゃいそう。
このサイズのサイドカーなら置く場所にも困らない。近所の移動なら荷物を載せることだって可能。もちろん側車に人を乗せることだって出来る。なによりサイドカーは乗って猛烈に楽しいのだった。昨年、ラリーカーと一緒に持って帰ってくればよかった。今年行くなら絶対持って帰ろう、と思いました。
<おすすめ記事>
写真の物件はどこの国のモノかわかりませんが察するにモータリゼーション黎明期の国のモノと思います。開発エンジニアに夢が詰まってるからこういうモノができるんだと思います。
そう考えると日本の開発エンジニアの頭の中はシニアなのでしょうか…?
なんとなく思うんですけど、超小型車よりまんまバイクに転倒防止補助輪つける方が手っ取り早いような(笑)カッコ悪くない程度に…やっぱりカッコ悪いし無理あるか(笑) 自転車の乗り初めの子供がつけてるのを… やっぱりカッコ悪いですね。