気合いのアイドルストップ
ここにきてアイドルストップ付きのクルマがドンドン出てきた。試す度に感じるのが「どうしてそんなに気合い入ってないのか?」というもの。エアコンだのパワステだの気を遣いすぎである。ホンダのハイブリッドなんか最大で10秒少々しか止まらないことも多い。開発担当者に問
うと「快適性を損なうワケにいかないので」。
そもそも快適性を損ないたくないようなユーザーはECOなど関係なし。アイドルストップの機能停止をスタンダードとして選べるスイッチを付けておけばよい。マーチのように標準装備化している車種なら、アイドルスップの気合い度を『標準』と
『ECO』にするという手もある(マーチのアイドルストップは優秀ですが)。
といったことを考えている昨今、VWの新型シャランのアイドルストップ装置に接し、思わずウナッた。止まるタイミングのみ若干遅い(車両停止から1秒少々)ものの、一度止まったらガンコ! 下の動画のようにハンドル動かそうが、エアコン入ってようが関係なし! 見事にエンジン止まったままでございます。
せっかくエンジン止めるのだから、このくらいキッチリ&徹底して欲しい。車重の軽いスマートのアイドルストップなんか車両が完全に停止する前からエンジン止めてしまう。最低限、エンジン止めるタイミングはヴィッツのように「停車と同時」で。またセレナと同じく「NレンジやPレンジでもエンジン止める制御」を入れて欲しい。
日本車はエンジン停止/始動の技術(耐久性や掛かりの良さ)を一生懸命追求するものの、最も重要な「止める」ことについて臆病すぎる。せっかくエンジン止めるのだから、思い切った制御をすべきだと考える。冬場は車内が暖まらことについちゃ、下で紹介する「運転する時用の防寒具」など積極的に考えるべき。
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問題なのは、エンジンは止まっててもエアコンは点かないと車が売れないってのが日本市場なんですよネ[E:coldsweats01]
エアコンは点けるにせよ、運転でのアイドリングストップは義務化した方がいいくらいの重要なポイントですね。渋滞や信号待ちではアイドリングストップは必須でしょう[E:punch]
今時の日本車はエンジンを点けたり止めたりしても燃料はそれ程使わないですよね?最短何秒程度ならアイドリングストップが有効なのか知りたいです[E:happy01]
日本のメーカーは、本気で環境の為にアイドリングをストップしているのでは無いのでしょう。
販売促進の為の付加価値…?
携帯にワンセグ搭載する位の気持ちで追加して、顧客の気を引く為の機能でしょうか。
何の為にエンジンを止めるのか?
この基本的なロジックにズレがある様に感じます。
本気なら補機類すべてモーター駆動、暖房を冷却水温に依存しないヒーターを搭載してでも積極的にエンジン止めるでしょうが…
そこまでする(コストを掛ける)位なら、アイドリングをストップしない方向でCO2は出しても、燃費は良くする(実際短時間の停止なら止めないほうが燃費良いハズ)エコロジーよりエコノミー(エコノミーもまたエコロジー)で顧客を説得するのではないでしょうか…?
マツダや日産、トヨタ、ホンダの他車はわかりませんが、
CR-ZはECONモードだと、エアコンの為にエンジン始動は基本的にしませんよ。
normalモードだと、エアコンが必用なときに始動します。
ちゃんと選べますよ。
同じホンダのインサイトはECONモードでエアコンの制御は変わらないのでしょうか?
他車は出来ないのでしょうかね?
アイドルストップにも質があるということですね。
ウィキペディアの資料によると、アイドルストップによって燃料消費を節約する為には5秒以上止めないと効果がないと記されています。
つまり、アイドルストップも5秒以内を繰り返していると燃費は下がり、バッテリーの負担は増え、環境にも良くないことになってしまいます。
私は、プリウス、インサイト、CR-Z、Vitzを試乗しましたが、プリウスはモターで発進できるので5秒以内でエンジンがかかることはないと思います。
インサイト、CR-Zはエンジンストップのタイミングが早いんです。車が完全に止まる前にストンと止まります。
従って、団地内によくある赤点滅簡易信号のストップ&ゴーの時もエンジンが止まります。
Vitzは、同じストップ&ゴーの状況でストップする時としない場合がありよく解らなかったですが、アイドルストップ機能をOFFにすることができるので評価できます。
アイドルストップで燃費を節約するためには、5秒ルールを守らないと逆効果になるということです。
ホンダのアイドリングストップ機構は、Lレンジだと
アイドルストップ機能をキャンセル出来るようになっていますよ。[E:happy01](又はP,Rレンジ)