決定的なラスト1マイルの移動手段が出てくると思う! 都市部ではタクシー不足になるかも

「これは決定的ですね!」と思えるラスト1マイルの移動手段が見えてきた。御存知の通り遠からず電動キックボード解禁になる。電動キックボードは危険な乗り物なので推奨出来ないけれど、同時に漕がなくて走れる電動2輪車も解禁されると思われる。最高速20km/hのペダル無し電動アシスト自転車だと思えばよい。自転車扱いのためヘルメット不要。飲酒運転は不可!

テストケースになりそうな事業を新出光石油が始めたのだった。上のチラシは昨年行われた社会実験の時のモノ。今年11月1日から正式運用された。料金は1分間12円。1日借りて2200円という内容。2kmくらいの移動だと、歩くには遠い。タクシーだと渋滞しなければ820円掛かり、雨の日や猛暑の日を除くと少し割高感ある。電動スクーターなら10分で120円だ。

今回始まった「ラクすく」は原付扱いのため免許必要。ヘルメットも着装しなければならない。遠からず始まる電動キックボードならぬ電動自転車なら最高速が20km/hに絞られるものの、圧倒的な便利さを持つ。私の場合でいえば、現在バスやタクシーに乗らないとダメな自宅から石神井公園駅や西荻窪駅に行くような時は、電動自転車が早くて圧倒的に便利。

ラクすくの公式ツイッターより

ただ都市部のタクシーにとっちゃ強敵だ。お客さんを相当奪われると思う。となればタクシー会社は減車を余儀なくされる。減車したら雨の日に全くタクシーが使えなくなります。これ、不便。ラスト1マイルのモビリティを考えるなら、ウーバーのような移動手段を認可してもらわないとならない。国はそのあたりの調整をしているんだろうか? アナウンス無く不安です。

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2 Responses to “決定的なラスト1マイルの移動手段が出てくると思う! 都市部ではタクシー不足になるかも”

  1. いけだ より:

    小型電動モビリティーとタクシーを比べたら客層が異なるのでたぶん競合しないと思います。

    もしこれが競合するとしたらシェアサイクルが普及しだした時点でタクシーに影響が出ていたと思います。

  2. みついき より:

    福岡なんですね。福岡市内は西鉄バスが便利なのでバス網の発達していない都市のほうがいいのでは?と思ったのですが福岡市と組んだ実証実験なんですね。
    福岡の人はよく新し物好き・派手好きといわれるし、東アジア(中韓台)と近いのでこういう新しいサービスやるのにはいいと思いますね。

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