燃料電池の大きな大きな課題が800気圧の水素を作ること。水圧使ったらどうか?

常にクルマや技術のことを考えている。燃料電池の場合、最も大きなハードルになってるのは水素をどうやって800気圧に圧縮するか、だ。水素は簡単に作れるし、スタックも急速に進化&コストダウンしてきてます。最後に残るハードルが水素の圧縮だと思う。今は途方も無いエネルギー使って圧縮しているのだった。先日、ジョギングしていたら思いついたことがあります。

地球には800気圧以上の場所がある。水深8000m以上の海ですね。地上の水素をビニール袋に詰めて8000mまで沈めたらエネルギー全く使わず800気圧の水素になります。このロジックを使えないモンだろうか、と。例えば地上で容量1000Lの水素タンクに200気圧詰め込む。こいつを8000mに沈めてやれば、800気圧の水素を250L作れる。バルブを閉じて地上に持ってくればよい。

エネルギーはほとんど不要だ。穴だらけの重い潜水艇を作り、そこにタンクをセット。すると自然に沈んで行く。8000mまで潜ってタンクのバルブを閉じる。浮上は10000mまで潜って作った1000気圧の空気を8000mで解放してやればいい。日本近海には8000mの日本海溝や、9800mの伊豆・小笠原海溝がある。全長500m級の潜水艇ならコスト的にも成り立つ可能性あります。

もっといえば、水深8000mの場所で水素作れるなら、発生した時点で800気圧です。これ以上深く突っ込んで行く「学」を持ち合わせていないため、私の妄想はここまで。もっと専門知識ある人なら、素晴らしいアイデアを思いつくかもしれません。ただエネルギー無しで800気圧の水素を作るのは、水圧を使うしかないと私は考える。さらなる見識ある方は掲示板まで。

トヨタの燃料電池チームに伝えます。私らは次世代のため、現在の生活水準を維持したまま持続出来るエネルギーを考える義務がある。グレタさんに怒られ「人はみんな歩いていた」という時代に戻るんじゃなく、今の文明をキープしたまま地球に負担を掛けないようにすべきだ。水素は素晴らしいポテンシャルを持っていると思う。その第一歩が圧縮技術の発明です。

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