燃費燃費燃費
国沢学校の7月18日で書いたけれど、ガソリン高騰と地球温暖化など環境問題でクルマに対するニーズは急速に変わりつつある。解りやすく表現するため現在販売されているクルマを「演歌」としたが、今後、加速度的に厳しくなっていく気がします。
私
自身、リッター20km/L以上走るプリウスと付き合っているためか、リッター10km/Lを割るクルマに乗ると「どんなに魅力あってもアカンな!」と深
く深く思う。世の中のプリウス乗りはみんなそう感じていることだろう。というか、燃費の悪いクルマを足として使おうという気にならないのだ。今や燃費の悪
いクルマを買っているの、「演歌」好き世代のみ。
来年ホンダからお手頃価格のハイブリッド
出て、次期型プリウスも出て、となると(両モデル、予想をはるかに超える爆発的な受注を受けると予想しておく)、もはや「演歌」クルマは勝負出来ぬ。少な
くともアイドルストップ機能付け、2リッター級の街中燃費で12〜13km/Lを達成しない限りダメだろう。
最も危機感持っているのが、ハイブリッドを作っているトヨタとホンダかもしれない。この2社の国内商品企画は、今年に入り地滑り的なイキオイでハイブリッド重視となり始めたと思う。ハイブリッドを持たないメーカーはどうするんだろうか?
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だから燃費の良いクルマに乗り換えろとおっしゃるんですか?一ヶ月にガソリン代一万円のクルマを、燃費が倍のクルマに乗り換えたとして、その「鉄の塊」を購入したカネをペイするのに一体何年かかるんでしょうね。というか、そうやって鉄の塊の購入を促進することが本当に環境に優しいんでしょうか。当方、貴殿オススメのトラヴィックに乗ってますが(ご存知のとおり燃費は褒められたもんじゃありません。)
買い換えの必要はユーザーが個別に考えることなので、それに任せればよいかと。
また、リサイクルは環境に優しいかという問題提起は一理ありますが、だからといって現在の「化石燃料垂れ流し自動車」を使い続けるわけにはいかないでしょう。
地滑り的にEV·ハイブリッド·クリーンディーゼルなど次世代エンジンに移行するのは、ほぼ確実です。
だって東京→洞爺湖を、EVなら1700円の電気代で走ってしまうんですよ。それで、加速も乗り心地も良いなら、欲しくなるのは当然です。
ハイブリッドは買う時に高いからガソリン代では元を取れない。
ガソリン代をケチりたい人は車両価格もケチりたいんだからハイブリッドは買わない。
クルマは道具や燃費以外にも魅力が大きいからハイブリッドは燃費以外での魅力に乏しい。
国沢さんは自動車評論家なのに様々なクルマの魅力を伝えずに、ハイブリッドと燃費悪いクルマが全部ダメだと言っているように聞こえます。国沢さんが中古W126や先代セルシオを所有していたのと矛盾するしませんか。
「矛盾」ということではなく、「時代の変化」によって、見解も変わったということだと思います。
時代が変われば、評価の基準も変わるのは当然でしょう。そうでなければ「過去の人」になってしまうのでは?