現代自動車の燃料電池自動車「ネクソ」。すでに日本仕様のカタログまで作っており発売秒読み?

現代自動車の燃料電池自動車『NEXO』は「ネクソ」と表記されてきたものの、いかんともゴロが悪い。そこで現代自動車はどうやら「ネッソ」と呼んで欲しいようだ。このクルマ、実は昨年の東京モーターショーに出展すべく準備をすすめていたがドタキャン。そのままフェイドアウトするのかと思いきや、知人から「実車を日本に運んだという話を聞きました」。

さらに日本発売に向け国交省とも折衝をすすめている、という話まで。フェイドアウトするどころか、けっこうホンキ。そうこうしているウチ、何と! 日本仕様の本格的なカタログまで作っちゃった! 5年または10万kmまでという保証まで明記されていることに驚く! 下にリンクしておくので御覧下さい。価格を決めたら明日発売となってもおかしくない状況。

ネクソの日本版カタログ

下の動画、見ると「ネクソ」と言ってる。「世界で初めての市販燃料電池車」という韓国リスペクトがツボです。お約束の「何でもウリが一番」という韓国スタイルで始まるのだった。MIRAIが世界初ですよ念為。閑話休題。右ハンドル仕様になっていることに驚く。水素タンクを3個搭載することでWLTC航続距離は820km。現実的な航続距離も500kmは楽に超えると思う。

ただスタックの出力129馬力。実力としちゃ現行MIRAIのタンク増量版か。クルマの技術レベルや内容からすれば現行MIRAIやFCXクラリティと同世代だと考えていいだろう。ネクソのスペックや技術、動画の内容などチェックしてみたが特に参考とすべき点はなさそうだ(これで300万円だったら魂消る)。韓国の自動車産業、日本の技術的な支援が無くなってから厳しくなっている。

何より驚くのは、こんな嫌韓ムード全開のさなか日本に再上陸しようという点です。こう書くと「女性は韓国好きが多い」という意見もあると思う。パラグライダーで北朝鮮に不時着しちゃう韓国ドラマの人気、スゴイらしい。私もお隣同士、仲良くしたらいいと考えます。何回か韓国に行ったことあるけれど、不快な思いは一度もしたことが無い。というかむしろ皆さん親切。

でも韓国車が評価されるかとなれば、ほぼ絶望的でしょう。現代自動車としちゃ「SUVだから売れる」と考える? 実際、50台くらいなら売れるかもしれません。50台売れたら大成功というラインを考えているなら勝機ありそう。でも当然ながら赤字。どういった狙いで日本販売をするのか不思議だ。このあたり、赤字覚悟のホンダeと同じくイメージ戦略なのかもしれません。

だとしたらクルマ好きとしちゃ歓迎しておきましょう。

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