自動車を「武器」として使った犯罪を見逃すな!
連日無謀運転の動画がTVに登場している。先日も「今日からこんな動画ありますけどどうでしょうか?」とTV番組から問い合わせあった。御覧になれば解る通り、どちらも酷い。前のクラウンがやってるの、先日の東名高速の追突事故と同じ。最終的には停止までしてる。
一方、動画をアップしたトラックの車間距離も酷い。最初からブシュブシュとエアブレーキ踏んでる。外から見たらキャブサスが前後にガフガフ動いていることだろう。先行車にエアブレーキの音は聞こえ、キャビンの動きだって見えるハズ。普通の乗用車のドライバーなら怖い!
そもそもこんな車間距離でアオッたら誰でも不快だ。危険だし。自動車の運転の基本は「自動車を武器として使っちゃいけない」ことだと思う。だから事故を起こしても「過失」になる。傷害罪と過失傷害罪が大きく違うように、自動車も武器として使ったら違う罪にすべきだと考える。
普段、そういった論議はなかなか出来ないので、良いチャンスじゃなかろうか。警察も度を超えた粗暴犯に対し、厳しい罰則を与えるべき。最低でも「急ブレーキ」と「本線上の停止」そして「衝突の危険ある故意の幅寄せ」、「クルマから降りてきて暴力」の4点くらいは一発アウトでいい。
クルマをブツけるそぶりと、ナイフをチラつかせるそぶりでは、万一のことを考えたら前者の方がずっと危険性大。ドライブレコーダーの映像を証拠として取り上げるなど、一歩進んだ対応策が望まれる。
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