趣味性の高いクルマのサイズが激しく大きくなっている!
自動車メーカーは2040年に掛けての大ざっぱな流れを考えており、やはり電気自動車化は避けられないと判断しているようである。以前も書いた通り、モデル寿命など考えれば2025年くらいまでしか本格的にコストを掛けた純ピストンエンジン車は作らない雰囲気。
もちろん実用車についちゃ2040年以降も生き延びる可能性あるものの、自動車好きが気合い入れて欲しいようなクルマの将来は”ほぼ”無くなったと考えていいようだ。最悪、スープラのような車種は、ここ2~3年の間に出てくるクルマでオシマイになる可能性大。
という流れをなんとなく感じるのだろう。最近急速に「電気自動車の時代になる前に楽しいピストンエンジン車に乗りたい!」と言う人が増えてきた。私もその中の一人。ということでピストンエンジン車を買おうと思っているのだけれど、もう一つ大きな問題が出てきた。
趣味性の高いクルマのサイズが大型化しているのだった。何度か書いてきた通り、私の次期MX候補はボルボXC60。そしてハイラックス、CX-8も対象ながら、いずれも大きい! ちなみに3モデルのサイズを並べると、全長はそれぞれ4700mmと5335mm、4900mmとくる。
1番短いXC60なら5ナンバーサイズで全く問題無し。4900mmあると、もはや初代セルシオのサイズ。私の家の前の駐車スペースだと、トビラ締めたら前後を通れなくなってしまう。ハイラックスにいたっちゃ、都市部の月極駐車場だと難しいケースが出てくることだろう。
全幅は1900mmと1855mm、そして1840mm。ここじゃ1900mmにウナる! 日本の道だと1800mmを超えたら加速度的にフレキシビリティを失っていく。CX-8の1840mmで何とか実用に耐える程度。「たった6cmでしょ」と思うかもしれないけど、けっこう大きいです。
はたまた1855mmのハイラックスもTRDのオーバーフェンダー付けたら1900mm級。されど大きさもクルマの魅力だったりするからヤヤこしい。素晴らしいことに全てディーゼル。最も燃費悪いハイラックスですら2000ccのガソリンエンジンと同等の燃料コストで済む。
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