軽自動車とアメリカ車

アメリカが「軽自動車をやめろ」と日本に言っている、と鵜呑み上等の大手メディアが報じている。果たして軽自動車の存在は
アメリカにとって不利益なのか? もし軽自動車ワクを廃止したら、アメリカ車がどっと売れると大手メディアは考えているのだろうか? 少し考えれば「そんなことないでしょう」と解るはず。

じゃ誰の利益になるのか。こらもう簡単。TPP反対派と増税を計る人達です。今回の件「TPPをやるなら軽自動車を廃止しろ」ということである。逆に「軽自動車優遇が無くなるからTPPは進めるべきではない」。一つクッションを挟んだつもりなのだろうけれど(これだけで大手メディアはいつも欺される)、見え見えです。

もう一つ。我が国には軽自動車優遇税制を止めたい勢力がいる。軽自動車の急増で我が国の自動車関連税収は減る一方。1300ccのクルマから軽自動車に乗り換えられたら、自動車税だけで年額2万7300円の減収になる。重量税も1030kgのクルマだと年額1万5千円に対し軽自動車3800円。

その他、購入時の所得税率だって違う。ここにきて燃費も向上してきたため、ガソリン諸税分の減収も痛い。13年落ちの1,5リッター車から軽自動車に乗り換えられたら、大雑把に言って年額5万円程度税収が下がってしまう。繰り返しになるけれど、軽自動車優遇を廃止してもアメリカ側のメリットは無い。

・ECOカージアは「冬場はタイヤの転がり抵抗が増える?

<おすすめ記事>

19 Responses to “軽自動車とアメリカ車”

  1. tonpochi より:

    「軽自動車をやめろ」と言っている方に言いたい。一度でいいから地方に行って見てほしい。自分は年末年始大分の山間部に居たのですが、とにかく道が狭く、両側通行にも拘らず車一台がやっと通れるくらいのところ沢山あります。対向車がくればどちらかがバックするなり空地に入るなどして道を譲り合うことで離合しています。こいうところの車は殆どが軽か小型車です。駐車スペースの関係から軽自動車しか買えない方も多々います。
    もし、軽自動車がなくなったらこういう人たちどうすればいいのでしょう?歩くまたはバイクにしなさいとでも言うのでしょうか?軽自動車廃止論は弱者切り捨てのように思います。

  2. 白木 晴幸 より:

    運転手付きの黒塗りセダンで通勤しているような人達には理解できないかも知れませんが、クルマは生活必需品であり人(地域)によっては軽自動車に頼る以外の手段がない人もいます。
    国民の利益を一義としなければならない立場の者が己の利益獲得を最優先に考えるとは何事か!と言いたい。

  3. 真鍋清 より:

    どうせ連中一流の一過性のヒステリックに過ぎまい―小生はそう見ている。
    だって、日本の交通事情・道路事情を考えるに軽自動車(やそれに準じたサイズの車両)がいかに必須であるか、IQが三桁もあればわかるはずだ、当然「軽自動車」業界が絶対的に固定化された動かしようもない産業であることも。
    アメリカ側のお偉いさんも、同国をとりまく政治的な様々な軋轢に巻き込まれ、頭が八つ当たりモードに入っているに違いなかろう…..何かというと数十倍に膨らませてセンセーショナルに煽り立てる彼の国の国民性なのだから。
    さて今から小生も現在のヴィッツ1300U-L/2004年式(94775km走行)を13万kmまで乗ったとしてそこから軽自動車ダイハツミライースに乗り換えた場合のランニングコスト、税収から国家側の減収額を計算する甲斐があるかも知れませんね、ねえ国沢さん(笑)。

  4. けむけむ より:

    >運転手付きの黒塗りセダンで通勤
    議員が自分で運転して、冬タイヤつけてわが地元青森まで下道でこい。といいたいですね。絶対ぶつけるよ。それか10キロとかしかスピード出さないかな。
    狭い道で軽のありがたさが分かるだろう。
    議員に足りないのは、そういう経験だな。

  5. PPP より:

    アメリカの意向関係無しに軽枠廃止に賛成
    大きさの枠があるおかげでデザイン性台無しです
    どれも同じような不細工な軽自動車。これが年間登録車の3割以上を占める。こんな事はクルマの未来にいい訳がありません。小型自動車も一緒にしてもう一度税制を仕切り直すべきです
    軽トラは別枠が良いかもしれませんが

  6. 小林 英弘 より:

    「トラのの威を借るナントカ」ですか!? …セコ過ぎる(笑)。やり方が姑息過ぎる。少々過激ですが私は本音でしかモノを言えない性分ですので(←誉め言葉か苦言なのか、職場では「お前は直球しか投げられないピッチャーだな」と言われてます(笑))…霞ヶ関の高級官僚サマ達には「返り血を浴びる覚悟で本音で勝負しやがれ!」と言いたいです!
    …そんなにワガの省庁の利益が大事なのですか?「日本国」全体に事は「蚊帳の外」でも構わないのですか? そんなんでアナタ方の良心は痛まないのですか? …軽自動車税は市町村税。軽自動車税を廃止すれば市町村の税収が減少して財政が逼迫しますよ? 結果、行政サービスの質が低下して現状の住民生活が破壊されますよ!? それでもワガの省庁が税収増で肥えさえすれば「バンザ〜イ!」なんですか!?「地方交付金をちょっと増やしてお茶を濁せばええやろ」ですか!? 「国家Ⅰ種」なんて所詮そんなものかよ! くっだらねぇ!
    …話は360度変わりますが(笑)、週末にアクアに試乗しました! 先日カムリHVに試乗した時の営業サンからお誘いが来てたのと、ホンダから新春恒例のフェアの案内が来てたのとで、それならば…と「アクアG→フリードHVジャストセレクション→NボックスカスタムG」という「今話題のクルマに試乗!」となりました。
    アクアは運転席に座った印象がイイですね! 心地良いタイト感が「パーソナル空間」感覚満点です! 低いけど低すぎないルーフやタイトだけどタイト過ぎないインパネやコンソールが不思議と落ち着きます。「自分だけの空間」な感じが最高に気持ちいいです! で走り出すと…動力性能は「可もなく不可もなく」。モーターモードでのゼロスタートこそ力強いですが、そこから60km位までの加速フィーリングは必要最小限な感じ。「もっと回したい!」等の色気は一切感じません。あくまでも「道具」に徹した「いい子」なクルマですね。老若男女だれにでもオススメのクルマです。ハンドリングも素直です。ただ終始「このクルマ、重い?」感がつきまといましたが…。なので個人的にはもう少しパワーが欲しいですね〜。
    フリードは高すぎ!(←コミコミ300万円って「誰が買うんだ!?」ですよね?)。Nボックスは軽自動車としては内装が格段に豪華になってて驚きましたが走りは普通過ぎ! 以上!(笑)。
    PS:デジタルメーターってどうなんでしょう? クルマってどこまで行っても「アナログ」な道具。特にスピードの加減速なんてアナログの世界そのもの。スピードメーターこそ「読む」デジタルではなく「見る」アナログであるべきだと思います。アナログメーターなら加減速の「加減」を「ベクトル」で捉えられますので。アクアのスピードメーターもデジタルでしたが、やっぱりピンときませんでした。最近のクルマは遮音性が高く「スピード感」を感じないので尚更スピードメーターはアナログの方がいいと思います。

  7. オロネロ より:

    マスコミがTPP反対派に騙されたということですか?
    それともわざと世論を誘導しようとしてるのでしょうか?
    どちらにしても、もはやマスコミは信用なりませんね。
    それと、ネットではこの件について結構な反響があるようですが、
    ほとんどが感情的に、アメリカに対して罵詈雑言を浴びせています。
    そして自己中心的です。
    冷静に議論できそうな輩がほとんどいないようですが・・
    なるほど、上手く誘導出来ているということですね。
    しかしえげつないというか、怒りを感じますね。
    私も騙されるところでした。
    ともあれ、この問題は冷静に、しっかりと論議して(賛成にしろ反対にしろ)合意を得ていくしかなさそうですね。
    ちなみに私も今まで軽自動車に乗っていたので、存在のありがたみがわかります。
    しかし、ある程度の税金等の見直しは必要なのかもしれません。
    例えば、輸出に有利なように800ccにするかわり、自動車税を1万にするとか・・等です。

  8. 必要な軽とは より:

    私も日本にとって軽は必須だと思います。
    ただし、必要なのはサイズであって、考えられないほど低い排気量や、特別優遇された低い税額ではありません。
    つまり、サイズだけ残し、より低燃費が実現できる排気量と、他のカテゴリーに対してバランスがとれる税額へ見直し必至だと思います。
    外圧がないと脱皮できない日本にとって、TPPは改善のいい切っ掛けにチャンスと捉えましょう。

  9. 阪神ファン より:

    過去、軽自動車を保有したことはありませんが、軽自動車は必要だと思います。
    政府・地方側の人が立場上、軽優遇反対と表明するのはわかりますが、一般ユーザが、優遇されているといわれている軽自動車に反対する理由が私にはわからないです。
    車に限ったことでなく、何でも優遇されれば負担が少なくて助かると思います。車の場合は、乗車人数に問題なく、家計の負担を減らしたいなら軽自動車に乗り換えれば済む話ですし。軽反対が出てくるのが不思議だと思います。個人的には軽が優遇されているとは思っていませんが・・・。
    ある時は
    「軽自動車は衝突時が心配」
    と言われ、
    またある時は
    「最近の軽自動車は豪華で高性能なのに優遇されている」
    と言われてるように思います。
    人気者は、叩かれる対象にされてしまいますね。
    限られたサイズや排気量で様々な車種がある軽自動車は素晴らしいと思います。

  10. samine より:

    結論からいうと、TPPは不発。
    役人が農業を守る、保険を守る、そして市町村が軽自動車を守る、で終わりです。何も変わらない。
    竹中平蔵みたいな理論と行動力で官僚とやり合える人間が推進役となっていない限りは外圧があろーがなかろーが経済(利権?)的動機で一杯のTPP推進派を役所が止めるのは当然でしょう。経産省等が推進役なのは財界と繋がってるからで…霞ヶ関も一枚岩ではないですが税や利権は何よりも強し、です。
    逆に普通車が減るので都道府県が軽自動車に近い水準まで自動車税を下げてくれるかも?愛知県あたりならやってくれそうですが。

  11. PPP より:

    小さいクルマがお望みなら税金その他の維持費は普通自動車と同じでいいと言うことでしょうか?
    たぶん普通自動車が軽と同じ税金、になれば乗り換えるでしょうね。燃費もそう変わらないですし。
    なぜ軽枠が出来たのかもう一度振り返ってみるべきです

  12. マイスターキートン より:

    私は軽自動車を全面否定します。
    『軽自動車』なんか、この世から無くなれば良い。有って良いのは、コンパクトでとってもよく出来た車。「『軽自動車』でもこんなに出来の良い」は軽自動車の否定になっている、でしょ。
    つまり、燃費が良く、取り回しの楽な車は『軽自動車』枠が無くても、必然軽自動車の仕様に近いものになる可能性が高い。無理に軽自動車の枠に収める必要なし。
    論点を変えましょう。
    地方の人にとっては軽自動車は必需品なのでその枠は残してあげましょう。
    ではこう云う言い方だとどうですか。
    貧乏な田舎者は、軽自動車を有難がって乗れ。
    印象はかなり違っても、内容は同じ。
    何が言いたいのか、分かってきました?
    実は、殆どの人と同じ気持ちなのです。ただ、現行制度が異常なのに踏襲し続けていることに対して、異議を述べているのです。
    国沢さんは声を大にして現行制度がおかしいと唱えるよりも、現行制度で最も良い案を出すのさがプロの仕事ですから。私は軽自動車を全面否定します。
    『軽自動車』なんか、この世から無くなれば良い。有って良いのは、コンパクトでとってもよく出来た車。「『軽自動車』でもこんなに出来の良い」は軽自動車の否定になっている、でしょ。
    つまり、燃費が良く、取り回しの楽な車は『軽自動車』枠が無くても必然、軽自動車の仕様に近いものになる可能性が高い。無理に軽自動車の枠に収める必要なし。
    論点を変えましょう。まずは、こういう意見はどうでしょう。
    地方の人にとっては軽自動車は必需品なのでその枠は残してあげましょう。
    ではこう云う言い方だとどうですか。
    貧乏な田舎者は、軽自動車を有難がって乗れ。
    印象はかなり違っても、内容は同じ。
    何が言いたいのか、分かってきました?
    実は、殆どの人と同じ気持ちなのです。ただ、現行制度が異常なのに踏襲し続けていることに対して、異議を述べているのです。
    国沢さんは声を大にして現行制度がおかしいと唱えるよりも、現行制度で最も良い案を出す。それがプロの仕事ですから。
    ですが、国沢さんのサポーターなら、制度の間違いもどんどん指摘すれば良い。いや、むしろしなければならない。
    で、私の意見は日本の基準車を1,500ccにする。
    ①1,500cc以下  1万円
    ②1,500cc超3,000CC以下  2万円
    ③3,000cc超  3万円
    これが絶対に正解だ、とは言いませんがこんなもので良いでしょ。
    不足分は燃料税で補えばよいのですが、これからは電気に自動車関連税をどうするのかと云う大きな課題がありますが。
    さて、フーリガン一歩手前の国沢サポーターの私が「国沢さんのサポーターなら、水着のサポーターになれれば良いのに」なんて気持ち一切ありません。念の為!!

  13. さね より:

    アメリカがゆってくるのはともかく、軽自動車ピンチのようで、軽自動車規格そのものを変えるチャンスもしくは普通車にも、チャンスんなな気がしました。確かに軽自動車は特殊な規格ですけど日本人には必要ですし。 いっそ燃費とアクアなりを基準に、道路における占有面積で軽企画を決めてしまえばいいような気がします。 燃費のよい小型な車も軽自動車にすれば、みんなにとっていいでしょうし。面積が少ない現行の軽サイズで燃費がよいのはより特別減税でとか。 金の搾取だけの役人、政治家なら無理でしょうね柔軟なことは。まあ適当な誰もが望まない妥協的解決で終わるか、軽自動車の税金をどうすれば多くとれるかだけで終わるのかな…。

  14. CVCC より:

    私は所有していませんが、日本に軽自動車は必要だと思います。
    税金が優遇されている?
    違います。他が高すぎるのです。海外に比べて自動車関連税が異様に高すぎです。
    今、軽自動車が売れているのは、大きさや税金も含め、日本の道、人、生活に合っているからです。
    軽自動車枠を撤廃したのならば、今の軽自動車の売上台数が、そのまま普通車に置き換わることもありません。
    国内の自動車売り上げ台数は激減するでしょう。
    税金を普通車並みに高くして、軽自動車枠を撤廃したら、他の日本車を見てもわかるように、「海外では・・・」と日本市場を無視した思想で、みるみるモデルチェンジごとにデカくなっていくでしょう。
    私はTPP反対です。
    国際化はいい事ですが、何でもアメリカ基準では話が違います。
    アメリカとのFTA問題で、韓国では国として主権を侵されかねない様々な弊害(例えば、車関連では、国沢先生はお詳しいと思いますが、アメリカの一方的なご都合で制裁を出される可能性が高い不平等条約そのものとなっています。農業の一例では、酪農家の七割が廃業です)が出ています。
    農業に関して言えば海外が圧倒的に有利です。
    単位面積当たりの収穫量が全く比べ物になりません。
    「だったら日本の農家も大規模化して・・・」
    国土の広さ、土地が圧倒的に違います。大規模化では全く太刀打ち出来ません。
    「ならば、高級化して、お金持ちに売れば・・・」
    それでは市場規模が小さすぎます。
    日本の農家がすべてそれをやったからといって、輸出産業にはなり得ません。
    TPPならば日本の一般的な家庭に並ぶ食料のほとんどは外国産となり、安全基準は海外寄りとなり、日本独自で規制できず、となりますよ。
    ついこの前、「日本の食料自給率を上げなければ」と報道で言っていたばかりではないですか?
    TPPに参加すれば、日本の食料自給率は壊滅的な打撃を受けます。
    もし、有事に食料の輸出を止められれば日本は終わり(レアアースは食べ物ではなかったのでまだマシですが、同様に海外に依存しすぎるのは危険です)です。
    医療、保険も恐ろしいことになります。
    「海外の高度な先進医療が受けられ・・・」
    はぁ?日本は安く、高度な医療が受けられます。
    海外(例えばアメリカ)ではものすごく医療費が高いです。
    これは、もちろん全く同じ治療をやっても、日本の保険点数の10割負担の金額の数倍から数十倍違います。
    なので、低収入の方は基本的に病院には行けません。
    一般の人も、
    民間の高い医療保険に入らなければ到底通い続けることは出来ません。そこの海外の保険業界が参入したいという算段です。
    もちろん、特殊なご病気の方でも、日本でも、必要ならば海外でのどちらの先進医療を受けることが出来ます。
    薬の認可等が遅い面もありますが、それと、日本独自にしっかりと基準や検査をすることは、「国」として非常に大切なことです。コレは食品にも言えます(BSA問題が起きたとき、輸入制限が出来たのは、コレのおかげで、コレが銃となれば、日本政府は何も出来ません)。
    目先の「関税が安くなれば輸出産業に有利」というまやかしの言葉に惑わされてはいけません。
    日本は円高です。関税を取っ払ったところで有利なのは、「日本に物を売りたい海外の産業、保険、金融」です。
    基本的なところに気付いてください。

  15. K2 より:

    軽自動車、アメリカはおろか、過去にトヨタも反対していましたね。
    でも、アメリカにも、国内大手にも言いたいのですが、移動の手段としては、すでに軽自動車でもかなりの範囲で足りてしまう現状で、あえてそれより大きな車を選択する場合、その車が欲しいと思える車が、殆ど無くなってしまっているという現実を認識してほしい。
    最近は、ハイブリッドカーが何故売れているかといえば、エコであることと、目新しさがあり、新車を買った喜びを味わえることです。
    では他の車はといえば、新車を買った喜びを味わえる期間って、本当に短いと思います。
    ハイブリッドに負けない、新しい発想の車であるとか、過去に無い、斬新で質の高いデザインであるとか、何か魅力のある車を出してほしい。
    今、アメリカ車を買ったところで、ちやほやしてくれたり、羨ましがったりされる車って、頭に浮かびません。
    車が売れないのは、制度の問題だけでなくて、欲しくなる魅力のある車がないことが一番の原因である事を、アメリカにも国内のメーカーにも認識してほしい。
    税金が安いからとはいえ、皆が軽自動車に乗りたいわけではなく、良いモノがあれば、普通車でも乗りたい。
    その証拠に、プリウスやアクアは、よく売れています。
    新車として買う魅力と喜びがあるからです。
    最近では、トヨタが86というのを出しそうで、ああいのうも面白いと思いますが、個人的には、やや、やりすぎな感じで、もう少し力を抜いて、若者に売りたいと思うなら、160〜200万円くらいの設定の車に仕上げ、消耗品であるタイヤも、15インチにくらいにするべきで、維持費にも注意をはらうべきです。
    250万で18インチタイヤとかいったら、どんなに面白くても、この手の車をどれだけの人が買うのか、話題にはなっていますが、苦戦しそうな感じがします。
    また、86に限ったことではありませんが、今の車って、全体的に高くなりました。
    過去にヒットした、例えばS13シルビアなんて、一番売れた中間グレードは、180万円くらいで買えましたが、86だとその1.4倍はするでしょうか?
    そのうえ、短命で高価なビッグインチのタイヤは、負担でしかなく、自動車メーカーと一般人の感覚に大きなズレを感じます。
    インチアップしたい人は、標準で18インチが装着されていれば、さらに大きくインチアップしようとするのですから、標準装着なんて、ほどほどにやってくれればと思います。
    昔の86が良かったのは、低い次元で遊べて、腕があれば、速く走れ、好みのレベルで車をいじれた点であって、最初から高価で高性能モデルに86のネーミングは、酷い勘違いで、不快感を感じます。
    アルテッツアが販売が伸び悩んだのも、まずはカッコ良くなかったというのもありますが、NAの2000で250万円もしたのが問題で、同じ予算で、例えばレガシィであれば、4WDのターボが買えましたから、とても高く感じました。
    あれが220万くらいで、16インチが標準であれば、もう少し売れたかなと、残念に思ったものです。
    ヴィッツだって、いかにも日本車的なスターレットが、ヨーロピアンテイストのモダンなデザインになったのが良かったのに、今や外装も内装も安っぽさを感じます。
    RAV4だって、最初のポップな楽しい感じが良かったのに、見事につまらないデザインになりました。
    話がだいぶそれましたが、とにかくアメリカには、軽自動車をやめろと言う前に、日本人も欲しがるような、魅力的な車を作ってくれと言いたいです。
    日本車でさえ、衝突安全性への対応と、アメリカのニーズへの対応で、どんどん大きく高くなってしまい、日本の道路環境に合った車というのは、本当に少なくなりました。
    魅力的な小型車が無いから、エコで目新しさのあるハイブリッドか、維持費の安い軽にいってしまうのは、ごく自然な出来事かと思います。
    制度に難癖つける前に、欲しくなるモノを作れと言いたい。
    しかし、日本も普通車にかかる維持費は高いと思うので、軽の規格は残したままで、普通車の税制は安くしてほしいですね。
    車は、購入するも、ガソリンを入れるも、全て二重課税ですし、ちょっと税金はかけすぎかとは思います。

  16. CVCC より:

    #昨日投稿させていただきましたが、ちょっと修正いたしました。
    私は所有していませんが、日本に軽自動車は必要だと思います。
    税金が優遇されている?
    違います。他が高すぎるのです。海外に比べて自動車関連税が異様に高すぎです。
    今、軽自動車が売れているのは、大きさや税金も含め、日本の道、人、生活に合っているからです。
    軽自動車枠を撤廃したのならば、今の軽自動車の売上台数が、そのまま普通車に置き換わることもありません。
    国内の自動車売り上げ台数は激減するでしょう。
    税金を普通車並みに高くして、軽自動車枠を撤廃したら、他の日本車を見てもわかるように、「海外では・・・」と日本市場を無視した思想で、みるみるモデルチェンジごとにデカくなっていくでしょう。
    私はTPP反対です。
    国際化はいい事ですが、何でもアメリカ基準では話が違います。
    アメリカとのFTA問題で、韓国では国として主権を侵されか
    ねない様々な弊害(例えば、車関連では、国沢先生はお詳しいと思いますが、アメリカの一方的なご都合で制裁を出される可能性が高い不平等条約そのものとなっています。
    農業の一例では、酪農家の七割が廃業です)が出ています。
    農業に関して言えば海外が圧倒的に有利です。
    単位面積当たりの収穫量が全く比べ物になりません。
    「だったら日本の農家も大規模化して・・・」
    国土の広さ、土地が圧倒的に違います。大規模化では全く太刀打ち出来ません。
    「ならば、高級化して、お金持ちに売れば・・・」
    それでは市場規模が小さすぎます。
    日本の農家がすべてそれをやったからといって、輸出産業にはなり得ません。
    TPPならば日本の一般的な家庭に並ぶ食料のほとんどは外国産となり、安全基準は海外寄りとなり、日本独自で規制できず、となりますよ。
    ついこの前、「日本の食料自給率を上げなければ」と報道で言っていたばかりではないですか?
    TPPに参加すれば、日本の食料自給率は壊滅的な打撃を受けます。
    もし、有事に食料の輸出を止められれば日本は終わり(レアアースは食べ物ではなかったのでまだマシですが、海外に依存しすぎるのは危険です)です。
    医療、保険も恐ろしいことになります。
    「海外の高度な先進医療が受けられ・・・」
    はぁ?日本は十分安く、高度な医療が受けられます。
    海外(例えばアメリカ)ではものすごく医療費が高いです。
    これは、もちろん全く同じ治療をやっても、日本の保険点数の10割負担の金額の数倍から数十倍違います。
    なので、低収入の方は基本的に病院には行けません。
    一般の人も、民間の高い医療保険に入らなければ到底通い続けることは出来ません。そこへ海外の保険業界が参入したいという算段です。
    多くの日本人の皆さんは、今、高度な医療が受けられなくて困っていますか?
    ただ単に、皆さんが普通に受けている医療レベルでは、負担額が異様に高くなり、民間の医療保険が必要になるというだけです。
    もちろん今でも、特殊なご病気の方は、日本でも、必要ならば海外でのどちらの先進医療を受けることが出来ます。
    薬の認可等が遅い面もありますが、日本独自にしっかりと基準や検査をすることは、「国」として非常に大切なことです。コレは食品にも言えます(BSA問題が起きたとき、輸入制限が出来たのは、そのおかげです。TPPともなれば、日本政府は何も出来ません)。
    労働基準も日本のものとは変わりますので、外国の例を見るまでもなく、どんどんと安い外国人の労働者が増え、工場等の単純労働の日本人の雇用は激減するでしょう。
    目先の「関税がなくなれば輸出産業に有利」というまやかしの言葉に惑わされてはいけません。
    日本は円高です。関税を取っ払ったところで有利なのは、「日本に物を売りたい海外の産業、保険、金融」です。
    基本的なところに気付いてください。
    先にアメリカ主導でほとんど出来てしまっているテーブルに、後からひょこひょこと「グローバル化」「平成の開国」とか言われて入っていくのは、飛んで火にいる夏の虫です。
    今、最大の商売相手である中国が参加しないのに、何か日本に大きなメリットはあるのでしょうか?(韓国とアメリカのFTAの結果を見れば・・・)
    日本に必要なのは、日本主導でFTAを結んで、国際化すれば良いのです。現にインド等とは進めています。
    「改革」「国際化」「平成の開国」等キャッチフレーズに騙されてはいけません。

  17. 団塊eurasia より:

     米ビック3も参加する米自動車政策会議(AAPC)が軽自動車規格を日本の自動車市場への参入障壁であるから廃止すべきと主張し、日本のTPP交渉参加に反対と表明しましたが、自分たちの業界に何らのメリットが無いため、反対の理由を無理にこじつけた全くナンセンスな言いがかりです。 これで日本の軽自動車規格が消えてなくなると騒ぎ、TPP参加反対を唱えるなど愚の骨頂です。
     公共の交通機関が利用しにくい地方では、軽自動車が移動に無くてはならない足であり(一家に複数台保有が多い)、所得の低い高齢者の買い物や送迎、働く女性の就業を助けているという一面があり、軽自動車の優遇税制は必要と思いますが、上記のような用途には昔の軽ボンバンのような実用車で十分であり、近年の高級化が進んだ一部の軽やターボ付きの軽自動車に、これほどの優遇税制処置が必要か疑問を感じます。
     日本の全自動車保有台数の内、軽自動車が約35%を占め、さらに拡大する傾向にある最大の原因は、自動車保有税がコンパクトカーに比べて格段に安い(自動車税で1/4〜1/5、重量税で1/3〜1/4)ことにあります。
     しかし、日本の軽自動車規格のクルマは長距離走行、連続高速走行、悪路走行の耐久性や整備性に難があり、海外では通用しません。  今後、世界(特に途上国)の数的な主流になるコンパクトカー(1000cc程度)をグローバル展開で積極的に開発投資するためには、海外生産・販売を含めて国内においても販売台数をもっと増やす必要があり、燃費効率の優れた800〜1000cc程度の小型車にも優遇税制を適用し、今後ますます軽自動車だけが売れるという日本のガラパゴス状態を改善すべきと考えます。

  18. より:

    私もアメリカに住んで居ましたが日本の国情に合っているのが軽四輪だと思います、道路が狭い、自動車税が高い、ガソリン高い、最高速100Kの日本では性能も十分です、日本の軽アメリカでも買い物用に欲しいです、特に軽トラ欲しいですね。

  19. より:

    軽自動車が日本の税制で過剰に優遇されていると思う人多いですが、日本の自動車税制はアメリカなどに比べて高すぎです、アメリカは排気量関係無の年1万円ぐらい、車検なし、有っても四千円程度のガス検のみ費用、日本の軽より安いです、日本の税制車の便利さに酔っている昭和40年代に上げられてきて、気が付いたときには今の税制、もの言わぬ所からの収税が自民党政権から続いていますね、車が狭い道路に増えすぎるのを制御する役目もあつたと思います、大きいアメリカ車日本の国情に合わなかった事も有りますが、又それを持つ特殊な人も居た事も事実でしょう、アメリカも同じです、日本の軽四輪、アメリカでもかなり需要あると思います、事実カナダ経由で日本の軽売られていますが、小さい車での買い物用、通勤用で人気者ですよ、近い所なら十分な性能、こんなのがアメリカに入りだしたら、大きな車より作っていないアメリカは壊滅すると思います、日本の小型車、ハイブリット車でもかなり影響でした、アメリカは石油輸入国ですが資源が無くて輸入では無く、自国の資源手付かずです、ハイブリット、電気自動車に変わることを一番恐れています、トヨタ叩きも其の一つでしょう。一言で言うと、自国愛国主義、、自国民は絶対守るという強い意志を持つ国だからです、福島原発事故でも、日本に住むアメリカ国籍人に日本を離れなさいと通達したのも其の表れでしょう、日本はどうですか?終息していない原発25キロや50キロにいまだに住ませる国は日本だけだと思います、余りにも国民を守る気概の無い日本政府は変な国と思って居ます、TPPもすべて自国有利意外考えていません、其れがこの国の愛国主義です。日本には国民を守る愛国主義は無いと同じに見えますね日本の祭日に国旗が揚がらない事で分かります、アメリカは一杯上がります教育が悪いのでしょうか?。

このページの先頭へ