軽自動車の電気自動車
自分のリーフで走り回ってみると、改めて実感するのが「このクルマはガソリンスタンドに行くことはないのね」ということ。なぜか少し感傷的になった。学生時代にガソリンスタンドでバイトしていたこともあり、自分の中では「港」みたいな場所という認識があるからだ。実際、一休みしたり、トイレを借りたり、トラブル発生時の駆け込み場所としても活躍してます。
翻って何度かTOPでも取り上げてきた通り、ガソリンスタンドは地下タンクの更新に莫大なコストが掛かるため急激に減少中である。この状況、ガソリンスタンドに行く必要のない電気自動車なら全く困らない。加えてECOカーアジアでも取り上げたように、充電場所は驚くほどのイキオイで増加中。200V電源ならどこでも簡単に引けます。維持管理もガソリンスタンドより圧倒的に楽。
となると面白いのが軽自動車級の電気自動車でしょう。今や電池は1kWhあたり4万円を下回る展開。LGケムとかSKイノベーションのリチウム電池は、2〜3年すると確実に3万円前後で簡単に買えるようになるだろう。日本勢も頑張るか? こいつを10kWhくらい搭載した軽自動車を作ったらいい。凝った回生制動システムなど使わなくたって航続距離50kmが可能。
加えて(電池+モーター+インバーター)-(エンジン+ミッション+冷却系+燃料系)=30万円になれば、今の軽自動車より30万円高で電気自動車が作れると言うこと。電池さえ安くなった
ら十分実現できる価格だと思う。70万円の軽トラックが100万円の電気軽トラックになるということです。こらもうガソリンスタンド事情悪い農村部や離島などで爆発的に支持されるかと。
加えてガソリンの高い離島などはエコノミーでもある。今や離島に行けば1L=200円。ベストカーコラムで書いた通り沖縄本島で走るリーフはちっともECOじゃないけど、離島に行けばオサイフにやさしい。といったことを見抜き、実用型の電気軽自動車を出してくるのはどこのメーカーか? 日産と三菱自動車が出資した軽自動車製造会社あたりが作ってくると大売れすると思う。
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まあ、確かにエンジンオイルもありませんからね。強いて言えば洗車くらいでしょうか。何かあって飛び込んでも、どうにもならない(笑 いい人が店員だったらコンセントを貸してくれるかもしれませんが。
エリア限定でなら、電気自動車で事足りますね〜。
コレって、トヨタやBMWなどが主張する、車の使用距離統計の数字に当てはまるかもしれません。
だいたい1日23キロ前後の使用距離が、日本や欧州のドライバーの8割ぐらいに当てはまるそうです。
だからトヨタは、プリウスプラグインのEV走行距離を23キロ前後に、設定したとか。
でもシンプルに物事考えた時、エンジン取っ払って短距離プリウスにでもしたら良いのでは。
エンジン分安くし、電池だけリチウムイオンにしてあげて、距離はもう割り切って短距離向けとするみたいな、話です。
プリウスに限らず車種問わずですが、そうなるとこの間倒産したゼロスポーツ社は、惜しい事したなと思います。
電気自動車のシステムは比較的簡単なんですよね。
最高速度とかさえ、見切ったら意外と電気自動車の普及自体は進むかと思います。
タウンユース向け低価格電気自動車の販売で、モーターや電池のコスト低減化を計りながら、エンジン車並みの電気自動車や燃料電池車の開発をどんどん進めて行くのが、現実的なのかなと思います。
レアアース要らず技術も、ここに来てちらほら出てきましたし。
レアアースと同等以上の物が開発されたニュースなんか、早くもトヨタも参加して、13年後には実用化…。
まだまだ時間かかりますが、ここに来て中国も日本に、レアアース要らず技術の共同研究を申し出る方針だとか。
我が地元大阪ベイエリアは、大阪から淡路島にかけて次世代電池工場の建設ラッシュです。
ちょっとは安くなるかな〜。
( ̄∀ ̄)
例えば沖縄では、サトウキビで作ったバイオ燃料のモデル地区にして、官民一体で脱ガソリンをめざすとか、地域の特性に合わせたエコ方法に取り組むと、多様性も出て面白いと思います。
短距離仕様の安価な軽トラEVも、期待大。
エコといえば、安価な夜間電力利用の実現が、一番身近なエコ効率施策かもしれません。電力料金もなかなか難しいですね。
EV自動車の普及が、今後急速に進むでしょうね。
○まずはインフラについて
・同一敷地内での複数需給契約に向け規制見直しへ
参考URL: http://response.jp/article/2011/03/07/152857.html
・自販機を活用したEV充電器普及事業
参考URL: http://response.jp/article/2011/03/07/152835.html
・太陽光発電を利用したEV急速充電設備の開発
参考URL: http://response.jp/article/2011/03/03/152655.html
築40年を超えたガソリンスタンドのEVステーションへの鞍替えが進めば
EV自動車の充電の心配が減少し、普及に拍車がかかるのではないでしょ
うか?
また、太陽光発電を利用したEV急速充電設備は完全ゼロエミッションと
なるので社有車のEV変更とセットにして企業に販売すれば採用した企業
のイメージアップになること間違いなしです。
○電池について
・ナトリウムイオン電池の開発
1kWh2万円、体積はリチウムイオン電池の約半分
参考URL: http://response.jp/article/2011/03/04/152734.html
もし、この電池が実用化すれば同じ値段で航続距離が今の2倍となり、
EV自動車が完全に実用レベルになります。
EV補助金が止まってる現状をなんとかしないと、EV普及はまず無理でしょう。今の現状での社会実験でしたら、えらく低コストですけどそれでいいんですかね。
私の所なんて試乗車すら無いですから、なんと言いますか、EV車って本当に存分するかどうかも甚だ疑問です。日産ディーラー前をたまに通っても試乗車ない現実を前にするとやっぱり普及は難しいと感じてしまいます。
リーフ普及をフィギアスケートに例えるなら、最初でコケてます。コケた選手が優勝するには、他もみんなコケるしかないです。そんなもん見たくないですね。
すごく参考になりました。私は現在三菱の軽自動車に乗っていますが、次に買い替えるときも、普通車より維持費のあまりかからない軽自動車を購入しようと決めています。できたらそれは電気自動車で‥と考えていて、しかし待てよ、軽自動車の電気自動車ってあまり聞いたことがないなと思い調べてみると、案の定まだどこの自動車メーカーも発売に至っておらず、ガッカリでした。
今年ソーラーパネルを取り付けることになり、いつか自家発電した電気を使って車を走らせることができれば夢のようです。
また新たな情報を期待致します。
素朴な疑問ですが、殆どの車が脱ガソリンになると政府は税収がへりますよね?。すると何らかの形で電気自動車や電気に課税・・・なんて動きはあるのでしょうか?
教えてください。