軽自動車を買うのなら新型ムーブの一点張りでいいと思う。これでモータースポーツから遠のく
6月5日に発表される新型ムーブだけれど、すでに販売店に行けば詳細なスペックや価格、気に入ればオーダーまで可能になっている。おそらく正式発売後に注文すると納期が掛かると思うので、早く乗りたいという人は今週末に発注したらいい。クルマの内容や仕上がりは、本来なら2年前にデビューするクルマだったこともあり万全だと考えていいだろう。価格もフレンドリーです。
なかなかカコ良い!
ということでスペックなど。従来型と一番違うのは車高。スライドドアになったこともあり、1630mmから1655mmになった。タントが1755mmなので、高くなったとはいえスーパーハイト系より100mmも低い。車重はトヨタでいえば『G』に相当する売れ筋グレードの『X』が860kg。従来型820kgより40kg重くなったものの、タントの910kgより50kg軽い。
新型ムーブとの価格差43万円とな!
軽い分の50kgは大半が100mm低い車高の分。つまり重心という意味で圧倒的に低い。軽自動車売れ行きNo1のN-BOXは車高1790mm/車重920kgあるので、新型ムーブは圧倒的に重心低くて軽いということになります。これだけ基本スペックが違ってくると、いくらホンダのエンジン&足回りでも勝てないだろう。相当の強敵になること間違いなし。
標準タントは地味
グレードは以下の通り。売れ筋の『X』は値上がりしたものの、装備を見ると助手席側の電動スライドドアやサイド&カーテンエアバッグ、大幅に機能向上をしているADAS、高速燃費向上に著効するロックアップ機能付きCVTなどを標準装備するなど向上してる。新型ムーブ『X』と同等の装備内容を持つタント『X』が161万7千円ということを考えると12.7万円安い。
L:135万8500円(FF)/148万5000円(4WD)
X:149万500円(FF)/161万7000円(4WD)
G:171万6000円(FF)/184万2500円(4WD)
RS:189万7500円(FF)/202万8400円(4WD)
いや、新型ムーブのデザインは187万円のタントカスタムに限りなく近い。そもそも標準タントのデザインって魅力無いですから。この点は、標準のN-BOXとカスタムと同じ状況。参考までに書いておくと、カッコ悪い標準N-BOXの助手席電動スライドドアは173万9千円。カスタムだと192万3千円。新型ムーブ『X』との価格差は43万円以上になる! もはや迷わないでしょう。
個人的に「あ~あ」なのは、新型ムーブ売れると今でさえ「モータースポーツはどうでもいい」というダイハツの方針が今のまんまになるということ。新型ムーブが売れればミライースのターボMTの市販なんか「いらんやろ!」と判断されちゃうと思う。新型ムーブが売れるのはおおいに好ましいことながら、クルマ好きからすれば残念なことになりそう。
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記事の途中からムーヴとタントがごっちゃになってないっすか?
ありそうでなかったですよね。実用的な室内高で、スライドドアで、軽量で、リーズナブルな軽自動車。
新型ムーブは、間違いなく売れると思います。現行ミライースに近いコンセプトとデザインを感じるので、同じ開発者やデザイナーが担当したのではないかと想像しております。
ということは、走りの素性にもこだわっていると思うので、ムーブの名のとおりドライブも楽しめるはず。
ということはですよ、
もともと開発陣は、ミライースに軽量・コンパクトに加えて高剛性を織り込んでいますから、走りに磨きをかけたミライース・ターボのMTだって、世に出したくて仕方がないのでは?
となれば、日産のようなボンクラ経営陣でなければ市販を決めるだろうし、仮にボンクラならモリゾウさんに忖度して市販化するのではないかと、好き勝手に妄想しております。
ひょっとして、トヨタのGRから出たりして。。。
ムーヴキャンバスとの棲み分けはどういう考えなんでしょうね。
全高も全長も全幅もぴったり同じで後席も同じスライドドア。
かっこいい系とかわいい系で棲み分けなんですかね。
食い合いになりそうな気もしますが。
ミライースのターボMTは、GRスポーツにして、トヨタでも売ることにすれば、そこそこ売れそうですけどね。
イメージ良くなりそうだし。
私が乗っている軽自動車タフト(ターボ)の
車高は1630m、最低地上高190mm!
最近、この車はスポーツカーだと思うようになった!
ので、
ホイールを軽いものにしようかと考えている。
bbsだと20万円する! これはちょっと無理!