電気自動車の補助金について書くと「オレの税金を使いやがって!」という輩が出てきますね

電気自動車補助金のことを書くと必ず「オレの税金を使いやがって!」というコメントを書く輩が出てくる。果たして輩達の税金を使っているのか? 以下、考察してみたい。SAKURAを買うと国から55万円。東京都から55万円の補助金が出る。まず国の補助を考えていこう。55万円のうち、25万円は消費税の還付だと考えていい。となると残りは30万円だ。

補助金使うと4年間所有しなければならないため、年間7万5千円分と言うことになる。おそらく新車の電気自動車を買うような人の90%以上は年間7万5千円以上の所得税を支払っていることだろう。したがって他の人が払った税金じゃ無く、自分で払った税金の還付というイメージ。総合して考えれば補助金というより支払った税金を戻して貰うと考えればいい。

税金を払ってもどこにお金がいったのか最後まで解らないアベノマスクに使われたり、無駄な箱物に使われたりするよりずっとマトモ。年収500万円の人なら、基本的に50万円は所得税など。35万円を消費税で国に納めている。85万円程度税金を払っていることだろう。その中の7万5千円は10%にも届かない。年収1000万円であれば300万円近い税金を払ってます。

東京都の55万円はどうか? これまた4年の使用義務あるため年額14万円ほど。そもそも電気自動車を買うのは自宅に充電インフラを用意出来る、持ち家またはそれに準ずる家屋だと思う。東京都で駐車場のある家を持っていれば、固定資産税が家賃と思えるくらい高い。年額30万円なんか普通です。固定資産税の還付だと考えたら年額14万円以上だっていいと思う。

参考までに書いておくと、固定資産税は土地の評価が高ければ比例して高い。地方に住んでいたって東京に住んでいたって、そもそも自分の持ち物。売らない限りお金にならない。東京だけ55万円はずるいという声もあるけれど、それだけ高い税金を払っているのだから優遇ということにはならない。みんなで税金を払っているから東京都は予算豊富なのだった。

ということで電池自動車の補助金は胸を張って申請したらいいと思う。

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2 Responses to “電気自動車の補助金について書くと「オレの税金を使いやがって!」という輩が出てきますね”

  1. z151 サンバー愛好者 より:

    オレの税金を使いやがって!!
    ヤフコメにこういうスタンスの書き方が多いような気がします。(笑)
    気がするくらいで断定できるほど読んでないですが。(笑)
    自営の最後の2年くらいは税金支払えないくらいだったので(それでも消費税やガソリン税は支払ったけど)私の場合そもそもそんなに納めていないという感覚ですが。(笑)

    税金って納めるばかりでなくこういった補助金を利用して間接的な還付もある訳で、無知だと「オレの税金を…!!」になってしまう訳です。
    金は天下の回りモノ、全員が使わずに貯め込んでいればずっと不景気です。
    チャンスにちゃんと使える人が「お金持ち」だと思います。

  2. 深澤栄心 より:

    これまでにEVを3台購入しました。1台目の初代日産リーフ初期型にはニスモのVCMを組み込み、EVならではの痛快な加速を見せてくれましたが、いかんせんバッテリーがメタメタで8年でe-208の下取りで去って行きました。最近、ネットで初代リーフの40k,62kバッテリー交換がOKと知り、もう少し早ければ、と思ったりしました。ただし、交換代が約200万~と知り微妙ですね。決してスタイリッシュなクルマではありませんでしたが、手放した今となってはEVのイロハを教えてくれたクルマでした。

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