電気自動車を見てると幕末の我が国の如し! ただ幕末より尊王攘夷派&幕府強いです

新型クラウンは16代目と明治維新を引っかけてきた。もっと広い視野で自動車産業を見ると、電気自動車に関する状況がまんま幕末みたいです。考えて頂きたい。尊皇攘夷派優勢で新撰組が開国派を暗殺しまくり結果的に明治維新興らず、開国しない徳川時代のまんまだったらどうか? おそらく他のアジア諸国の如くイギリスやアメリカの植民地的な立場になっていた可能性大きい。

電気自動車が全く同じ状況になっている。日本の電気自動車は2008年のi-MiEV以後14年間、大きな進化をしていない。海外は大進化を遂げている。そしてBYDという黒船がやってきた。我が国と言えば、メーカーもメディアも尊皇攘夷派多い(この場合、内燃機関が錦の御旗を持つ)。加えて幕府は強い! 少なくとも今後10年くらいハイブリッド技術が世界を席巻すると思う。

でも10年後にどうなってるかといえば、もはや正面から戦うためのチカラを失っていると予想します。電気自動車の中心技術となる電池は、素材も工場も海外に頼るしかない。今の中国のパワーを見たらよく解る。20年前に中国がアメリカとガチで戦うパワーを持つことになるなんて誰もイメージできなかったですから。もはや「攻める」より「最終防衛ライン」を決めなければならないほど。

いや、理想的なことを言えば黒船を見て潜在的な開国派をまとめ、すぐにでも明治維新して世界の流れに乗るべきだと思う。しかし。幕末には開国派を支持する”藩”もあったけれど、電気自動車に関して言えばどこも及び腰。何より電気自動車を出しても売れないため(すでに国際競争力を失っているという自覚を持っていない?)、熱心に思える日産ですら開発速度が遅いの何の! 

日本をこんな茹でガエルや井の中の蛙状態にしたのはメディアかもしれない。例えば電力事情。今でも節電しなくちゃならんと思ってる? 上は28日夕方の電力需給状況。需給バランスは90%で、この時期を考えたら余裕。なのに大手メディアは電力不足というアナウンスをしたまんま。未だに昼間のエアコンの使用を躊躇っている人がいる。新型コロナも騒ぎすぎです。

はたまたトヨタに巨額の値上げを飲ませた日本製鉄ながら、部品不足などで自動車メーカーの生産台数減ったら鋼材の需要も大きく減少して困っているという。遠からず日本製鉄から鋼材を買わなくなるという視点も持っていない。製鉄業も厳しいかもしれません。製品の輸出はすでに頓挫続出。こうなると我が国は観光産業のインバウンドで糊口を凌ぐしかなくなる?

坂本龍馬はどう思っているだろう。本田宗一郎さんならどう考えるだろう。新型コロナの医療逼迫も、新型コロナの医療費を通常通りにするだけであっという間に解消すると思う。そんなことすら主張できないメディアって何なのか? 配ることができない抗原検査キットだってクスリ屋さんに卸して販売すればいいだけ。難しい問題にして自分が仕事してるフリしてる輩ばっかりです。

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