電気自動車普及に大きな一歩!
いやいや素晴らしい! 電気自動車の大きな大きな弱点は「電池が寿命を迎えたらどうする?」ということ。寿命じゃなくても容量が80%くらいに減っただけで、実用性に大きな影響出てくる。かといって電池を交換するとなれば途方も無い金額になると思われていた。
私自身、リーフは電池寿命が来たら捨てるモンだと覚悟してましたね。しかし! アメリカで初期型を対象にした電池交換プログラムをスタートする! 驚くのが価格で、5499ドル+交換アタッチメント225ドルの計5724ドルという! 日本円でおおよそ60万円になります。
これで最新の電池に交換出来るのだった。何度も書いてきている通り、走行1万kmあたりのエネルギーコストは、プリウスで8万5千円。リーフなら2万円。差額6万5千円である。10万km走ればペイしちゃう。一方、5年10万km走った時の電池容量減は、おおよそ17,5%。
もっと言えば中古車価格にも反映される。消耗部品少ない電気自動車の場合、電池さえ新品なら機能的な問題なし。60万円で電池さえ交換すれば、新車と同じように使えてしまうワケ。落ち込んでしまっているリーフの中古車価格を大きく支える要因になると思う。
リーフの電池交換プログラム、遠からず日本でも始まることだろう(現時点ではタクシーを除き交換のニーズそものが少ない)。電気自動車の普及への大きな大きな一歩になると考えます。ちなみに交換した電池は下取り交換、というのが60万円の条件である。
<おすすめ記事>