韓国の電気自動車
現代自動車が本格的な電気自動車を発表した。韓国の報道によれば「三菱自動車i-MiEVに続く世界で2番目の量産電気自
動車」で「開発は日本より遅れたが性能で勝っている」。現代自動車を高く評価する私ながら、韓国のメディアのレベルについちゃ決定的に低いと思う。あまりに視野が狭い。
そもそも『ブルーオン』と呼ばれる電気自動車の市販は2013年だという。もはや下を見て5つくらいのメーカーから電気自動車が出てると思う。加えて性能で勝る、と言ってもブレーキによる回生も行っていないi-MiEVと比較じゃ‥‥。充電性能だって「5分早い」といったレベル。見事な提灯記事です。
ただ現代自動車が脅威であることは間違いない。8月のアメリカの販売速報を見て「こらヤバい!」。何とアコード2万2500台に対しソナタ2万1400
台! わずか1100台の差になってしまった。ちなみに2008年の販売台数を見たら、アコードの37万3千台に対しソナタ11万7千台。3分の1です。
しかもアメリカに於けるソナタの評価ときたら上がる一方。間もなく270馬力の高性能モデルや、ハイブリッドまで追加する。おそらく2010年の販売台数はイーブン。アコードの次期型がデビューするまでの2011年はアコードの負けか? いや、次期型アコードだって安心出来ないと思う。
間もなく発表される新型アバンテの下馬評も素晴らしく高い。こちらは次期型シビックとガチの勝負になる。この勝負でもアコードvsソナタの如く、押されるか負けるようならいよいよ厳しくなってきます。ホンダは2012年まで待たないと勝負できるような車種も技術も出てこないですから。
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韓国マスコミの提灯ぶりには苦笑するばかりですが、自国を卑下非難するばかりの日本のマスコミよりも、遥かに建設的で頼りになるのではないでしょうか?
せめて日本のマスコミには、日本の良さを全うに素直に伝えて欲しいと思います。
韓国メーカーは、完全にホンダをロックオンしてきましたね。かつて日本も、フォードのトーラスを徹底的にマークしてきたから、いよいよ追われる側になったということですね。
頑張れ〜ホンダ〜!
ところで、韓国メーカーのアメリカでの現地生産比率はどれくらいなのでしょう?
日本は、自主規制や現地生産等、貿易摩擦の苦難の道を歩んで今の立ち位置を築いてきました。
今こそ、雇用や経済貢献面での貢献を、日本は政治的にアメリカへ働きかけて訴えるべきだと思います。
ただそれで、日本メーカー優遇政策を勝ち取れとはいいません。でもせめて、日本メーカーのアメリカへの貢献度合いを、アメリカ国民に正確に伝わるように働きかけて欲しいと思います。
政府も、内輪で痴話ケンカをしている場合じゃない。
韓国のクルマ、安くて品質も高いのだと思います。つまり、以前の日本のポジションが韓国に奪われつつあるということかと危惧しています。
6月〜8月に米国に1ヶ月弱ほど行ってまして、レンタカーを何回か借りましたが、半分以上は韓国車だったと思います。残りはシボレー(GM)が少々と、1〜2回ほど日本車(いずれもトヨタで、カローラとヤリス=ヴィッツ)。
LAのAVISなんかでエコノミーとかサブコンパクトを借りるとほぼ韓国車になります。(あ、予算が厳しいので、安いクルマしか借りませんでした・・・(笑))もちろん、乗ってて全然問題無いです。
米国の道路を走っているクルマはまだ日本車が多いですが、現在の韓国車の売れ行きを見ていると、そのうち日本車よりも韓国車が目に付く時代になるのかもしれません。
EVの普及は、PCや携帯のパターンと同じようになると思う。日本メーカーは高機能・高性能・高価格を出し続ける。いっぽう台湾・中国・韓国は、低機能・低性能・低価格に特化。
そして、メジャーとなるのは台湾・中国・韓国の安物。日本はまたしてもガラパゴス品と云われ衰退。
日産リーフ、携帯とナビを使って高度な検索や警告ができるようだが、やりすぎ。いまは1万円でも安いものをだすことです。
日産は、今も昔も空気読めていない。