高齢者問題は相当深刻

2月3日の茨城新聞ニュースによると、96歳の老人が交通事故で禁固刑を求刑されたという。記事見たら「自転車で赤信号を無視した96歳の老人を避けた53歳のトラック運転手が建物に衝突して死亡」したそうな。確かにトラック運転手にとっちゃ不幸なこと。この事故、人ごとじゃないと強く強く思う。毎日のように高齢者の危険な挙動を見るからだ。

高齢になると判断力や対応能力が鈍るだけでなく、天下御免の精神構造になるんだと思う。幼児に返るワケです。幼児を保護者無しで街中に出すのと同じくらい、いろんな意味で高齢者は危険だと言うこと。今後、この手の事件や事故はいくらでも出てくるんじゃなかろうか。私だって自転車に乗った高齢者が突如出てくれば、当然の如く避けて自爆するだろう。

この問題、根は相当深い。今や日本人の”ほぼ”全てが加害者になりうるドライバーだという観点に立てば、交通の信頼性を守らなかった人との事故についちゃ免責にすべきかと。されど世論は許さないワな。かといって御老人を幼児のような保護の対象とすることも難しい。このままだと高齢者は地雷のような存在になってしまう。果たしてそれでいいのか?

今日も目の前を御老人の乗る自転車がふらふらふらふら走っており延々と抜けず(歩道と車道の区別のない道。日本は多い)。怖いのでノロノロ走行してたら後続車から思いっきりホーン鳴らされちゃいました。例によって政府は無策だ。老人が次々と事故に遭うようになった結果、加害者続出となるまで(やがて社会問題化し法規が作られるだろう)、十分注意して欲しい。

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5 Responses to “高齢者問題は相当深刻”

  1. 匿名 より:

    >例によって政府は無策だ。
    http://www.npa.go.jp/bicycle/index.htm
    どうぞ。

  2. 匿名 より:

    「交通法規完全無視との事故は免責」
    Goodアイデアだと思います。

  3. タコの骨 より:

    幼児も女の子より男の子、高齢者もおばあさんよりおじいさんの方が危ないです。
    ところが若い女性が一昔前なら自分から止まった女性がほとんどでした。しかし最近は男張りに轢けるもんなら轢いてみろ!みたいな感じでギリギリで横切る若い女性が増えましたね!
    街の中でヒヤッとさせられるのは案外若い女性の方が多いです。

  4. aaa より:

    老人だけでなく、自転車の乗り方そのものもひどい。右側通行なんて当たり前。警官の目の前を平気で右側通行し、警官も注意さえしない。もちろん一時停止なんてほとんど無視。いくら安全運転を心がけていても・・・。歩行者や自転車にももう少し責任を負わせなければ真面目に運転している人がとんでもない目に遭う可能性さえあるということがよくわかる事故ではないでしょうか。

  5. バゴーン より:

    老人いじめとの批判から罰則なしになった「もみじマーク」ですが、あれはどのくらい効果があったのでしょうか?
    確かにどこか危ない運転をしてるような気がしますが、そう見えるのはフラシーボ効果のせい?
    いずれにせよ、本当にボケてしまってからは、何も意味がないのでしょうが…。

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