FT-86の強敵登場!

躍進を続ける現代自動車にあって「イマイチですね!」だったのがスポーツモデル。ジェネシスクーペというモデルを持っているものの、後輪駆動であり安価という以外、これといった魅力を感じず。走りはけっこう良いのだけれど、ドリフトのベース車両としても人気無い。ま、普通に
カッコ悪いからだと考えます。

しかし! アメリカの『カー&ドライバー』誌がスクープした写真を見たら「う〜ん!」。カッコ良いじゃありませんか! アウディや、そいつをマネしたレクサスと同じデザインテーマなのだけれど、妙にこなれている。というかアウディよりカッコ良い。現代自動車のデザイン力、ハンパねぇす! GT-RもIS-Fも厳しい。

カー&ドライバー誌へのリンク

ちなみに現行モデル
210馬力の2リッターターボを搭載するベーシックグレードで2万2千ドル(プリウスより少し安い)。306馬力の3,8リッターV6で2万7千ドル。新型クーペが同じか、少し高いくらいで出てくればソコソコ売れることだろう。となればFT-86は2万ドル以下じゃないと厳しい戦いになると思う。

スポーツモデルでECOだヘチマだと言ってるのは日本だけ。アメリカだってスポーツモデルの大きなマーケットになりつつある新興国だって、FT-86とカッコ良い次期型ジュネシスクーペが同じような価格ならドッチを選ぶか明確。トヨタは後輪駆動出せば売れると思ってるかもしれないが、そうはいかんかと。

走りのクオリティはユーザーの大半がモディファイを行うだろうから、ジェネシスクーペだってソコソコのレベルに達すると思う。そもそも現代自動車の2リッター4気筒ってランエボXの4気筒と兄弟。手を加えれば軽く300馬力くらい出てしまう。次期型ジェネシスクーペ、2012年1月のデトロイトでお披露目になる。

・ECOカーアジアは「電気自動車の動画に魂消る!

<おすすめ記事>

5 Responses to “FT-86の強敵登場!”

  1. デボネア より:

    極論を言えば、三菱の技術を応用してあそこまで現代自動車がクオリティを高めて来たのだから、数年前の騒動の時に三菱自動車が倒産していたら、現在の現代自動車はなかったのかもしれない!
    日本の国益を思えば三菱自動車が現代自動車を、のさばらせて日本の自動車産業を苦しめつつある遠因になっちゃったとも言えるけど、一人のユーザーとしては韓国のクルマたちは魅力的な価格とデザインをしていると思います。
    完成前から傾いていたと話題のペトロナスツインタワーの例を挙げるまでもなく、韓国企業だけの技術や経営でしたら恐ろしくて全く信用できませんが、日本の技術が入った韓国メーカーはお墨付きとも言えるので、少し欲しいと気になります。
    トヨタの特徴のない飽き飽きしたデザインに比べて未来的デザインなので複雑な心境です。

  2. さね より:

    ヒュンダイ、韓国車が台頭してきてるのは時代の流れなんですねきっと。この流れを変えるのは、容易じゃないのかも。まだまだ日本車の海外仕様車は本国仕様と違うらしいけど、価格競争力の為に安易なコストダウンで安っぽい車になればますます厳しくなるんでしょう。いろんな部品自体、韓国や違う国から買うし、作る場所も海外になっていくだろうしオールジャパン製はもう無いでしょ。デザインでもよけりゃあ…。総理大臣はころころ変わるし末期ですね日本。また国民正しい情報源を提供するはずのジャーナリズムはもうこの国では無いに等しいし。日本車ピンチより日本国そのものにピンチ感じます。ガラパゴス化もよい方向ならよいですが、ただ信念も情熱もだらだらした車作り。閉塞感だらけな日本… FT86、まずは金ある人は買ってください!とりあえず。それだけですね今言えることは。

  3. アミーゴ5号 より:

    FT−86に反応しました。
    先日のイベントで、開発責任者の多田さんのコメントを解釈すると、FT−86のターボ化や価格は、技術レベル云々よりも、トヨタの経営判断によるところなので、市場があれば投入してくるでしょう。
    気になるのは、やはり市場そのものです。
    何しろ、減少傾向のクーペに絶滅目前の普通車FRとの組合せですから・・・。
    現代でもどこの会社でも、普通車FR市場の金脈を掴んでくれたほうが市場全体の繁栄にプラスなので、ひそかに現代も応援しようと思っています。
    (^_^ゞ

  4. jedi より:

    そのページの下のコメント欄をみるとそのデザインに対してのユーザーの反応はあまりよろしくないようですがどうなのでしょうかね、デザインの好みは人それぞれだから。

  5. うどん屋の釜 より:

    どうなんですかねえ?先進国では儲けが出ないどころか赤字なんじゃないですか現代自動車は。
    儲けが出てるのはインド事業と国内だけではないかと・・
    かつてはインドネシア向け等発展途上国に触媒無しの車を輸出していた現代ですから、先進国には採算度外視して高品質な部品や高額なパテント料を支払って高性能版を出荷しているのではないかと。勿論、N社などリストラ退職技術者をスカウトしての技術移転も進んでいるのも昨今の技術力向上の原因としてあるかも知れません。
    本来、工業製品は高性能なものを廉価に生産して利益を出してなんぼの世界ですから、オーナー企業でもない限り仕向けによっては赤字なんて事態は日本の企業では背任行為として部門の責任者は追求されるのではないでしょうか。
    韓国の対外債務はついに4000億ドルを超えたそうですが増え続ける対外債務の原因は案外そんなところにあるのではないでしょうか。
    国を挙げて粉飾決算に近いことしてる可能性もあります。

このページの先頭へ