10年後は電力料金無料かつカーボンニュートラルな日々を目指す!

東京電力が巨額の赤字を出した。今のエネルギー戦略だと、今後、さらに値上げしていかないと赤字は止まらないと思う。いや、廃炉が決まっている原発の廃炉作業が本格的に始まると、一段と深刻になっていく。なんたって原発の発電コストの中に廃炉処理分は含まれてませんから。そういった意味でも消費者金融から安易にお金を借りるようなもんだ。

遠からず家庭用の電力は1kWhあたり50円が見えてくるだろう。といったことからスマートマイクログリッドは導入すべきだと思っている。おそらく10年もすれば当たり前になるかもしれないが、私の年齢だと10年後に導入したって使い切れない。そんな観点から超大型電池P5000を導入したのだけれど「どうやって使ったらいいか?」という質問を受けた。以下、私の計画を紹介しておく。

1)まず基本は太陽光発電だ。昼間の使用量(冷蔵庫やパソコンなど)はエアコン使わない季節なら400W。使う季節で800Wといったイメージ。これをカバーするため1000w程度(発電量は最大で1500Wくらい)の太陽光発電パネルを導入し、プラグインソーラーで家庭の系列に流す。電力余る(使わない分は電力会社に流れて寄付することになる)天気の良い日は洗濯なんかしたらいい。

2)ここから先がP5000の出番です。まずP5000を非常用電源として使う。すなわちパソコンや冷蔵庫など家庭用で使う電力を全てP5000のコンセントに差し込み(2200W上限です)、P5000には系列電源を繋ぐ。通常は系列からP5000をバイパスして電力が供給され、停電時には自動的に代替電源になる。1)で作った電力も系列を通してP5000に入る。

3)その上で1000Wの太陽光発パネルを導入し、インバーターなど余分の機器を通さず直流のまんまP5000に貯めておく。季節や天候にもよるけれど、1年を通して考えると夜間に使う分くらいは貯まると思う。そして夜間になったら系列電源をカット。すると冷蔵庫など夜間に電力を使う機器にはP5000から電力が供給される。5.12kWhもあるため余裕で一晩持ちます。

この方法の面白さは、購入するシステムが太陽光発電パネルとプラグインソーラーのインバーターとP5000だけという点にある。そして電気工事の資格がなくても自分でシステムを作れること。さらに悪天候などで電力が足りなくなったら、電力会社から買えばいい。加えて停電上等! おそらく10年くらいでコスト的にも取り返せると思う。電力が50円になったらさらにお得。

75歳で収入が激減した時点で電力料金は無料になるという目論見です(笑)。

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2 Responses to “10年後は電力料金無料かつカーボンニュートラルな日々を目指す!”

  1. この車 無駄なアクセル 踏みません より:

    私は、太陽光パネルとV2HとEVでガソリン代無し・電気代無しを目指します。
    こんな世帯が、全体の30%ぐらいになったら、電力事情や電力会社役割は大きく変わるんじゃないかと思っています。
    高圧の送電線の鉄塔の置き換えもきっと大きな負担となり、電気代は間違いなくもっともっと高くなると思います。だからこその、自家発電自家消費です。

    • 太陽光パネルとV2HとEVでガソリン代無し・電気代無し より:

      すでに太陽光パネルとV2HとEVでガソリン代無し・電気代無しで暮らしていますが、目指してないですぐやればいいのにと思いますよ。

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