軽自動車は驚くほど早い速度で電気自動車化が進みそうだ

二酸化炭素の排出量を2030年に2013年の46%減に向けてのカウントダウンは進んでいる。先日ブリヂストンを紹介したけれど、しっかり取り組んでいる企業は電気自動車大嫌い派の皆さん考えているより前向き。ホンキで46%減を目標にしているのだった。自動車メーカーは前向きに見えないかもしれないが、これまた確実に46%減のための商品ラインアップを考えているらしい。

個人レベルだとどうか? 2013年時点で10km/Lのクルマに乗っている人は20km/Lのハイブリッド車に乗り換えればいい。ただ2013年時点でハイブリッド車に乗っていたなら、PHVか電気自動車に乗り換えないと達成できない。総合的に考えたら、下を見て20%くらいの電気自動車比率が必要だと思う。そんなこと可能だろうか? 最近SAKURAの記事をよく書くけれど、軽自動車は可能かと。

沖縄の宮城さんがSAKURAを買った。233万3100円の『S』グレードである(現在カタログに無し)。55万円の補助金を使うと200万円を大きく切る。東京都なら45万円の補助金が出たから(2023年度は未発表)、133万円ということになる。広報車のSAKURAは最上級グレードで304万円するため割高感あるけれど、ベーシックグレードならターボエンジンを搭載する軽自動車と大きな差なし。

始めて見たSグレードながら、全く問題無し! ホイールがテッチンになり、ダッシュパネルとドア内張がハードになったりするものの、ヘッドライトはLED。シートヒーター無くたって沖縄なら気にならない。那覇市内を運転してみたが、ドライバビリティを含め快適です。エアコンのゴロゴロ音(この固体だけかどうか不明)が気になるくらい。沖縄、絶対的な速度域が低い。

宮城さんによれば沖縄だと航続距離は全く気にならないという。那覇から最北端の辺戸岬まで120kmほど。沖縄での平均的な1日あたりの走行距離は20~30kmあたりか? 沖縄に限らず、島嶼部やガソリンスタンドが減ってきた地域は急速に電気自動車のシェアが増えていくと思う。2024年になるとホンダとスズキから電気軽商用車も出てくる。さらに普及が進むだろう。

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