11月の販売上位30車

11月の販売台数上位30車が発表された。順位を見ていくと、地味に面白い。まず目に付くのはプリウス。10月から増産開始したのだけれど、11月になってフル生産体制になったのだろう。何と5916台を売って5位! ステップワゴンやセレナまで抜いたのだから凄い。納期も4〜5ヶ月から2ヶ月程度になってきたので(そんなに待てない、と他のモデルを買う人も少なくなかったそうな)、これからはコンスタントに5千台程度売れそう。次の「あれ?」がストリーム。10月の4位から13位に後退してしまった。ウィッシュに抜かれてしまったのだから深刻。良いクルマだと思うのに、どうして売れないのだろうか? 販売力の弱さ、ホンダの決定的な弱点になりつつあります。興味深いのが3860台を売って21位に入ったLS460である。いわゆる「一号車」というヤツを多数仕立てたのだろう。「ウチのは一号車なんだ」と自慢する人に出会ったことがないだろうか? 最初の登録だと言い張るワケ。しかし今や何台分かまとめて送られてきた書類&ナンバーを確認し、ディーラーで封緘して登録は終了。10台分送られてくれば、全て1号車ということになります。そいつを全国規模でやったのだろう。おそらく「ウチのLS460は1号車だ」と言い張る人が、全国で3千人以上出てくると思う。参考までに書いておくと上位30車中、トヨタが18車種を占めている。

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1 Responses to “11月の販売上位30車”

  1. ステップワゴン

    シエンジンもフロントで、スクエアなデザインやエンジンが客室に干渉しない居住性の良さにより一気に人気モデルになった。

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