2022-2023年の日本COTYは43回の歴史で初めての軽自動車『SAKURA/eKクロスEV』が獲得!

なんのかんの言われても日本COTYって納得出来るクルマが獲得しますね、と改めて思った。SDG,sの時代、日本だって何か発信しないとダメ。そもそも日本って電気自動車に対し積極的じゃないと考えられている。そんなタイミングで世界中に「そうでしょうね~」と理解してもらえる小型の電気自動車をアピール出来るのって素晴らしい! インポートCOTYのアイオニック5も素晴らしい!

改めて票を分析してみよう。SAKURA/eKクロスEVに10点を投じたのは60人中23人。3分の1以上が最高点を入れている。ちなみに2位となったシビックに10点入れた選考委員は16人。得点で1位399点。2位320点と順当だったように思う。驚くべきは日産の総得点。エクストレイルとフェアレディ乙を合わせたら555点となる! 普通3車種入ると点が割れるけれど、日産強かった。

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まぁ後年振り返ると「日産の年でしたね!」になるんだろう。純粋にクルマの楽しさを考えた選考委員はシビックに入れる傾向。確かにタイプRときたらホンダ始まって以来の傑作--いや日本車としてもWRX とランエボに並び最高の仕上がり水準だと思う。ただ選考委員の多数派はSDG,sを考えたということです。私も4点といわずたくさん点を入れたかった~。

もう1つの「良かった!」がアイオニック5のインポートCOTY。世界規模で高い評価を得ているアイオニック5が日本で無視されたら、世界的に「超キンタマちっさい国だな!」と思われてしまう。日本のことをしっかり認識している韓国の良識派に気持ちが届いたら嬉しい。来年のCOTYはBYDが存在感を出してくるだろうか? 多いに楽しみだ。

選考委員の投票と理由はこちらから

部門賞はデザインが『BMW iX』で、これまた電気自動車。国際水準である。テクノロジーは『エクストレイル』だったけれど、私は燃費もドライバビリティも優れるルノーのハイブリッドに満点を付けた。パフォーマンスについちゃ『シビック』で当然! K-COTYはSAKURA/eKクロスEVが本賞とW受賞した。何と部門賞も日産が2車種! いやぁ凄い凄い!

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3 Responses to “2022-2023年の日本COTYは43回の歴史で初めての軽自動車『SAKURA/eKクロスEV』が獲得!”

  1. ひこ太郎 より:

    予想通りではありましたが、電気自動車の年になりましたね
    今後ユーザーの関心と充電インフラの拡充が進めば良いですが…
    国沢さんのサクラの評価、改めて聞きたいです。トヨタ、マツダ、ホンダ、ヒュンデはよく出るけど正直日産の話題少ないように思うので…機会があればぜひ

  2. 猫まんま より:

    SAKURAは試乗してみましたが非常に出来が良い車でCOTY獲得も納得できますね。下手なコンパクトカーよりもよっぽど出来が良かったです。日産もSAKURAベースで一回り大きくしてEUに輸出すれば中国の電気自動車に十分対抗できると思いますが。

  3. z151 サンバー愛好者 より:

    個人的な意見であり、時折「上から目線」っぽいのはご容赦下さい。
    COTY大賞については文句なし!
    まともに動かないスマホばかりの中でアイフォン出た!くらいの使えるスマホが出たくらいのインパクトを感じます。
    全長5.2m・全幅2mのEVより3.4m・1.48mのお馴染みサイズで「家で充電できる!」クルマの使い方革命を提案できた方がいいに決まってる。
    ルークスベースのハイト&スライドドア車が出るのを待っている人も多そう。
    軽自動車初のCOTYというのは画期的!でもジムニーもワンチャンあったんだよなぁ。
    スズキの不祥事で辞退しちゃいましたが。

    一方ここ数年「???」なのがデザインカーオブザイヤー。(笑)
    聖飢魔Ⅱの「閣下」かよ?!というiXが受賞。(笑)
    BMW側も「このデザインが理解できない人に敢えて購入して欲しいとは思わない」発言をSNSで発信したことがあるので、私は顧客対象にもなっていないと思います。(笑)
    こちらも弱い自分に負けて「悪魔と契約」するつもりもありませんが。(笑)

    国沢さんがフェアレディZに点数入れるか考えましたが無得点。
    購入のアレコレ考えるとやむなしか。
    日産が3車種エントリーされ、好成績獲ったのは凄いことですが、個人的には私の中の日産の格付けは未だ低空飛行中です。
    勝って兜の緒を締めよとの言葉もありますが、他山の石としたいところです。

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