3人けがの事故で2時間半通行止めの東名道、女性や子供がトイレで路肩を歩きまくる。警察ダメだろ

我が国は政治家だけじゃなく役人もダメになってきた。昨日、海上保安庁の巡視船『しまぐも』が火山噴火由来の軽石を吸い込んで航行不能になり漂流するという、プロとしちゃ大笑いされるような超カッコ悪い失態を見せた。これ、2重の意味で日本の情けなさを世界に発信してしまったと思う。考えて欲しい。軽石の漂流や漂着、とっくに発生し、ドンドン被害は拡大中だ。

最大規模の軽石と判明している。どこに流れていのか被害地域の予想をしなくちゃならない。本来なら気象庁が人工衛星で。海上保安庁は飛行機を飛ばし、現在の状況と海流や風から考えた「流れていく方向」を詳細レポートすべきだ。じゃないと定置網に大きな被害出るし、航行中の船舶だって避けなければならない。これをやっていない時点で「ばっかじゃね?」と思う。

しまぐもと同型船のきたぐも/写真 海上保安庁

二つ目は巡視船だ。『しまぐも』はウォータージェット船。密漁対策のため作られた小型の高速船である。ハル(船体)の下側から海水を吸い。そいつを船内にあるスクリューで後方に排出し、水の重さを推進力にして航行します。巨大な水上バイクをイメージしていただければいい。軽石の多い海域を航行するなら、デッドスローで軽石を吸わないようにしなけれいばならない。

なのに「軽石を吸い込んで航行不能になった」と報じられている。誤報じゃなければ軽石たくさん浮かんでいる海域をけっこうな速度で航行していたことになります。「気がつかなかった」ということなどあり得ない。『しまぐも』のハルはアルミでできており、吸い込むほど多量の軽石ならもの凄い音や振動を出す。小さく&少量の軽石ならウォータージェットで砕けるハズ。

写真/ 遠藤氏

東名道の事故に於ける警察の対応も全く理解できない。発生した事故はバス1台と乗用車5台。3人けがしたものの死者出ていないし、被害額だってタイしたことない。加えて休日の夕方で交通量多い。普通なら簡単な検証を行い、走行できる車線を確保してトットとクルマを流す。なのに神奈川県警は「誰が悪いか決めたいもんね!」ということで2時間半も通行止めのまんま!

日曜日の夕方といえば、女性や子供や高齢者などもたくさん高速道路で移動しており、2時間半の停止がどうなるか容易に予想できると思う。なのに警察は「断固現場検証だ!」とばかり、おそらく現場に到着した後も2時間はクルマを止めた。これに巻き込まれた知人の遠藤氏は「路肩を歩く赤ちゃん連れの親子といそいそ走る女性やオッサンが発生した」。警察、それでいいのか?

 

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