8月の販売台数を分析すると、いろんな状況が見えてきます

たまには販売台数など。下は8月の販売台数と対前年比(%)。10位までは全モデル。11位以降は興味深いモデルをピックアップしてみました。全ての数字はリンクしておく自販連のデータを御覧頂きたい。驚くべきはヤリスクロスを含むヤリスで、絶好調! さらにダイハツで開発&生産しているルーミーとライズもガッツリ売れている。カローラクロス入れば、カローラも伸びるだろう。

1 ヤリス トヨタ 18,476 155.8
2 ルーミー トヨタ10,347 184.2
3 アクア トヨタ 9,442 247.6
4 ノート 日産 7,157 155.7
5 カローラ トヨタ 7,108 81.2
6 アルファード トヨタ 6,483 91.3
7 ライズ トヨタ 5,920 63.0
8 フリード ホンダ 5,200 124.8
9 ハリアー トヨタ 4,987 80.0
10 ヴェゼル ホンダ 4,404 267.7

アクアは3位に入ってきた。クルマの仕上がりから言えばもっと上位に入ってきそうだけれど、依然として積極的に売る気無いらしく納期はヤリスよりずっと短い。興味深いのがフリードです。ライバルのシエンタは16位。ホンダ車、コストパフォーマンス良ければ売れると言うことなんだと思う。割安感のあるヴェゼルも好調だ。作れるだけ売れるという状況が半年以上続きそう。

13 フィット ホンダ 4,122 57.6
15 プリウス トヨタ 3,793 92.5
16 シエンタ トヨタ 3,351 81.0
20 MAZDA2 マツダ 2,567 129.8
21 ランクル トヨタ 2,562 212.4
23 インプレッサ SUBARU 2,152 105.0
25 レヴォーグ SUBARU 1,825 491.9

そしてフィットとプリウスが売れていない。フィットについては売れないことについて様々なメディアで取り上げられている。最大のブレーキ要因はデザインでしょうね。日本人が好む「清潔感」を持っていない。フランス車や旧オペルに代表されるイケてないドイツ車風なのだった。モーター感がほとんど無いハイブリッドもツマらないです。カッコ悪さじゃプリウスだって負けてない(笑)。

マツダは全般的に低迷している。本来なら上級志向を目指しているのに、一番売れているのはマツダ2というあたりが今のマツダを象徴しているんだと思う。とっても魅力的なCX-5の売れ行き悪かったり、ホンキでバット振ったマツダ3のスカイアクティブXだって非常に厳しい。そんな状態なのに間違いなく高額となるラージ商品群が売れると考えているのだろうか?

28 デリカD5 三菱 1,437 229.9
31 クラウン トヨタ 1,244 131.1
32 CX-5  マツダ 1,228 75.6
36 MAZDA3 マツダ 890 53.7
41 CX-30 マツダ 760 39.9
42 エスクァイア トヨタ 730 41.7
46 マーチ 日産 678 205.5

三菱で最も売れているD5は28位。しかもベスト50に入っている三菱車ってD5だけ。決定的にブランドイメージ落ちてしまった。意外なのはクラウンとエスクワイア。トヨタ車なら何でも売れるかと思えばそんなことないようだ。15代目のクラウン、徳川最後の15代将軍と同じ運命か。クラウンの名誉として書いておくと、セダンじゃ最も売れてます。

9月からは半導体不足に続き東南アジアから調達しているワイヤーハーネスなど労働集約型の部品が新型コロナ感染拡大で滞ってくる。工場を止めるメーカーも多数。ただ東南アジアの新型コロナ感染者は徐々に減ってきているようだ。10月に入れば回復してくるんじゃなかろうか。9月と10月の数字は人気不人気だけじゃ分析出来なくなると思います。

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