C滑走路、8日までクローズとな! 交通事故もそうだけれど、役所は経済観念をもっと持って欲しい

今回の事故、原因は海上保安庁か管制である。それ以外は一切無し。一番迷惑を受けるのはJALであり、羽田空港を使うANAだ。連日200便近くが運休になっており、お客は新幹線などに逃げている。そいつを国交省が「申し訳ない!」と保障するなんて思えない。単に「いかに問題を矮小化するか」に注力していることだろう。まぁそれもいい。ご自由に。

ただ滑走路はとっとと使えるようにして欲しい。JAL機を調べたって事故原因の追及にならない。そもそも100台も消防車を出しながら、燃え残ると保険の適用が難しいのか全焼させちゃいました。人が残っていたら消防は果敢に機内に飛び込んで消火に当たると思う。燃料は灯油なので爆発しないし、搭載されている量と燃料タンクの位置だって解っている。

C滑走路の再開は8日だという

燃え尽きた残骸を調べたって事故再発防止に役立つと思えぬ。海上保安庁と管制の問題だ。だったら3日から急いで残骸を撤去し、壊れた灯火類あれば交換。滑走路にダメージあれば急いで修復して飛ばせばいい。なのに3日の朝時点で残骸は放置。日本経済を支えている皆さんが楽しみにしていた休みである。もっと責任感を持って対応して欲しいと強く思う。

ちなみに羽田空港の管制機能は滑走路に機体があることを表示するシステムも備わっている。滑走路一本の空港と違い、管制塔から見えにくいからだ。40秒も滑走路上に止まっていたというのだから、当然このコーションは出ていたと思う。これを見逃しているか、システムが壊れていたということになる。繰り返すが、どれであっても国交省の管轄。悠長な事故処理は酷い。

辛いのは海上保安庁機に乗ってたクルーと、その関係者に皆さんだ。何の責任も無い。こんな事故が2度と起きないような対策を練って頂きたい。

追記・驚いたことに国交省は滑走路上にいる機体のモニターを補助的なものという位置づけだったと発表。これから常時ウォッチする担当を付けるという。これが本当なら、今まで使っていなかったということになる。本当かどうか不明ながら、だとしたら導入の意味ってあったのか? というか導入するきっかけになった事案を発表すべきだと思う。言い訳に聞こえてならない。

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2 Responses to “C滑走路、8日までクローズとな! 交通事故もそうだけれど、役所は経済観念をもっと持って欲しい”

  1. しん より:

    当然ですね。
    お役人様は下級国民とか民間企業の経済的・時間的損失などに興味はないのです。
    単に税金を搾り取る対象なので。

  2. 地方公務員です。 より:

    私は約50才。就職氷河期の走りで共働きですが、上の世帯には経済感覚も家計感覚もありません。
    民間は営利しか考えないから、正しい我々が指導しなければと本気で信じてる人が少なくありません。バブル期の就職で能力不足に加えて、民間のハデなところだけ見て、今もその印象のまま。今だに専業主婦が普通だから家計感覚もなし。
    定年を過ぎた層はもっと酷く、公害列島の頃のイメージそのまま、営利を追求する民間は悪。くらいに思って社会主義活動に励む人すらいました。あちこちに残滓が残ってます。

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