GMと共同開発した燃料電池を積むPHVを採用したCR-Vが突如登場!

突如ホンダの水素PHVが登場した。JMSで出すというウワサもあったけれど、なぜかスーパー耐久レースの最終戦のイベント広場に置いてあります。考えてみればMIRAIの新しいフロントデザインもスーパー耐久の時が初出でした。水素CR-V、いろんな意味で興味深い。そもそも燃料電池はGMと共同開発した新世代。さらに電池を20kWhくらい積んでいるようで、電気自動車でもある。

もっといえば水素ステーションが少なくても、普段は電池で走ればいい。20kWh積んでいたら90kmくらい電気で走れることだろう。逆に水素使って走り、無くなったらどこでも充電出来る電気に切り替えたっていいと思う。違う戦略を取れる点は新しい。電池と燃料電池という高価なパワーユニットを2つ使っているため、価格的にはエンジンのPHVより厳しいです。

MX-30ロータリーEVも展示されていた。先日行われたメディア向け撮影会の時にエンジンを掛けなかった理由は、予想通り掛け止め時に発生する「揺れ」によるものだったようだ。洗濯機の脱水機のように回っちゃえば滑らかです。やっと「揺れ」対策は出来たということで、月末にも試乗会が行われるという。台数からすれば、もはや趣味の乗り物。やさしく評価したい(笑)。

ローターは実物が置いてあった。向こう側13Bのローターで、830ccの8Cより一回り小さい。逆にシングルローターで重いため、揺れが出ます。JMSのコンセプトカーに搭載する想定なのは8Cの2ローターらしいから16Cか? とはいえエンジン車の終売は近い。もし出すのなら2~3年にウチじゃないと間に合わないです。今年開発にスタートしなければ出さないと思う。

ということで週末は富士スピードウェイでスーパー耐久レースです。今回シリーズ上位に入れないため、藤井監督がAドラ。私Bドラということで予選アタックします。金曜日のフリー走行は雨。走ってみたら、けっこういける。でもドライだとタイム出ない。予選は雨を希望します! 日曜日のレース終わったら、その足でラリージャパンへ。花火と同じで最後が賑やかか? 下は練習動画。

 

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2 Responses to “GMと共同開発した燃料電池を積むPHVを採用したCR-Vが突如登場!”

  1. 魑魅魍魎 より:

    趣味の乗り物といえば、実はEVだって、毒性やリサイクル性でバッテリーが葬られるかもしれない。何が趣味の乗り物になるのか分からない位に、幅広に見ておこうと思う。

  2. トヨタ車ユーザー より:

    やっと出てきたPHEVのFCV!
    これに100v給電があれば、水素でCO2ゼロの電気生活ができますね。ワイパーの向きから右ハンドルに見えるのですが、日本でも売ってくれるのかな。
    アメリカではホンダもトヨタもコンスタントにFCVのフリート販売をやっていたので、今回も続けてほしいです。
    MX-30_R-EVは、少しだけ興味があります。
    エンジンの揺れ対策ができる前でも、発表・アピールしなければならないのは、それだけxEVシフトとその宣伝をしなければならいところまで来ているのだなと思います。

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